『同意しない意思』が 明記された
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
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2月18日(土)の中日新聞の社説です。
性犯罪を巡り、法制審議会(法相の諮問機関)が
強制性交罪の構成要件を大幅に変更した
要綱を答申した。
被害者側が求めていた
「不同意性交罪」の創設は見送られた
ものの、被害者の声は一定程度、反映された、
とする社説です。
この法制度の見直しも含め
性行為に対する考え方が変わることを
日本の皆様にどうお伝えすれば良いのかを
考える時期だと想っています。
「同意のない性行為は犯罪」と
法制度で定められている国々が
同様にしてこの認識を共有したのか。
各国の性教育について考えてみたいと
想いました。
被害者側が『同意のない性交』
を罰するために
『不同意性交罪』の創設を
一貫して求めてきたが、
内心が罪の要件となると、
冤罪(えんざい)の恐れが高まる
との意見が出たため、
要綱には採用されなかった。
とはいえ強制性交罪の構成要件に
『同意しない意思』が
明記された意義は大きい。
試案では『拒絶困難』との文言だったが、
被害者側の意見を受けて修正された。
『拒絶』とは加害者の行為ではなく、
被害者の態度を表す文言である。
性犯罪を巡り被害者の
抵抗の度合いを問うてきた司法も、
性行為の『同意』の有無にも
目を向けざるを得なくなるだろう。」
今回の強制性交罪の構成要件の大幅改正で
どれだけの被害者が救われることに
なるのでしょうか。パートナーとの性交、
子どもたちへの性暴力、
権力者からの性暴力。やはり
「同意のない性交は犯罪」
という認識を男女を問わず、多くの皆様が共通認識として
持つ必要があると想っています。幼少期からの
包括的性教育が必要
だと想っています。
「政府は法制審の答申を受け、
刑法など改正案の今国会提出を目指す。
性犯罪とどう向き合うかは、
その国の社会の誠実さ
の度合いを国際社会に示す指標となる。
国会は被害者の真の救済に向けて、
審議を尽くさねばならない。」
男性社会の国会がこの改正案を
どう議論するかを注目します。国会で「性交」という言葉が
飛び交うことも、
国会の一歩前進だと想います。「性教育」についても議論する
国会や議会が増えるきっかけに
なって頂きたいと想っています。
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