福島原発廃炉への道筋は

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1月26日(金)の中日新聞の記事です。

東京電力は、福島第一原発2号機の溶融核燃料
(でブリ)について、目標としていた
2023年度中の採取開始を断念すると発表した。

予定していた工法の適用が当面は困難と判断し、
工法を変えて今年10月までの開始を
新たな目標とする。

処理水は、24年度に計約5万4600トンを
7回に分けて海洋放出する計画も示した、
とする記事です。

 

「2号機で最初に計画されている
 デブリ取り出しは、
 第1原発廃炉の最難関とされる。

 昨年8月、漁業者が反対する中で
 処理水放出に踏み切ったものの、
 事故から13年を前にしても
 デブリの採取開始に至らず

 41~51年を目標とする
 廃炉完了に向けた道筋
 を示すことができない状況だ。」

廃炉にすることができない原発を
「最大限活用する」という政策に
私は反対しています。

処理できない「核のごみ」
廃炉にする技術もない「原発」
原発推進の政策は明らかに
間違っていると想っています。

「記者会見した
 東電福島第1廃炉推進カンパニーの
 小野明最高責任者は

 『非常に狭く高線量下の作業で、
  安全に進めるためにも
  工程変更は必要だ
 と説明する一方

 『いろいろな作業が
  これだけ時間がかかるという
  見積もりが甘かった
 と述べた。」

私も会社員現役時代は
研究開発に携わった経験があります。

新しい技術の開発が
計画通りに進まないことは
やむを得ない場合もあると
私は想っています。

この原発の廃炉の技術開発に
国や東電が、どれだけの
ヒトとカネと想いを向けているかを
私は懸念しています。

小野明最高責任者へのお願いは
ご自身の非を詫びるだけでなく、

不足している資源を
素直に声に出して頂きたいと
私は想っています。

日本の総力を挙げて
廃炉の技術を開発しましょう。

 

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