海洋放出が続く原発処理水

あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。

公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
について、
最新の情報、
皆様がお気づきでない可能性のある情報
をお届けしています。

皆様のご意見も
是非、お寄せいただければ幸いです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2月25日(日)の中日新聞の記事です。

東京電力福島第一原発で
処理水の海洋放出が始まって24日、
半年となった。

東電は昨年11月までに計3回、
約2万3400トンの放出を終えており、
現在は今月中に予定している4回目の放出
に向けた準備を進めている。

2023年度は4回で約3万1200トン、
24年度は計7回で約5万4600トンを放出する、
とする記事です。

 

「第一原発では、溶け落ちた核燃料
 (デブリ)を冷やすために注入した水
 建屋に流れ込む地下水や雨水が混ざり、
 汚染水が発生し続けている

 22年度の発生量は1日約90トン
 汚染水を多核種除去設備(ALPS)で
 浄化したものが処理水だが、

 水素と化学的性質がほぼ同じ
 放射性物質トリチウム
 は除去できない
。」

福島原発事故がまだ続いている
明白な事実がここにあります。

デブリを取り出し、
冷却水が不要な状態にし、

地下水や雨水がデブリが発する放射能の
影響を受けない状況になって
初めて原発事故の事故処理は
終わると想っています。

さらに稼働中の原発と同様に、
ALPS内には処理方法のない核のごみが
毎日、蓄積され続けています。

「東電は処理水を、トリチウム濃度が
 国の基準の40分の1未満になるよう
 海水で薄めた上で放出

 放出開始後、東電や水産庁、
 環境省などが実施している
 周辺海域のモニタリング(監視)では、

 海水や魚のトリチウム濃度に
 異常は確認されていない。」

私も放出されたトリチウムによる
異常のリスクは低いと想っています。

しかし、この作業にどれだけの
コストを要しているのか、
この費用はどこが負担しているのか
公開して頂きたいと想っています。

原発は総合的に考えると
安価な発電方法ではないと
私は想っています。

 

プッシュ通知を
  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。