学校現場が意識改革をするためには
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
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3月26日(火)の中日新聞の記事です。
文部科学省の委託調査で、
不登校の要因をめぐり、
子どもと学校側の受け止めに
大きな隔たりがある現状が
明らかになった。
不登校の小中学生が30万人に迫る中、
いかに学校が子どもの本音を引き出し、
適切な支援につなげるか。
国や自治体のサポートに加え、
学校現場の意識変革も必要となる、
とする記事です。
「文科省の問題行動・不登校調査
(2022年度)で、小中学生の不登校
は29万9048人となり
過去最多を更新した。
同調査は要因を学校側だけに尋ねており、
『無気力・不安』が51.8%と
半数を占めた。
いじめは0.2%、
『教職員との関係を巡る問題』
は1.2%にとどまった。」
「問題行動・不登校調査」の結果も
今回の委託調査の結果から考えると学校側の受け止めには
子どもたちの現実とは
大きな乖離があると想いました。「いじめ」に対する認識だけではなく
「教職員との関係を巡る問題」
への認識の乖離が
私は課題だと想っています。調査での
「教職員への反抗・反発」における
子どもたちの36.9%と学校側の3.5%のこの大きな乖離を埋めて頂きたいと
私は想っています。
「養護教諭は、
担任が1人で対応するのではなく、
学校内で情報を共有し、教職員が
『自分の見方味方や接し方が
全てではない』と認識できる
仕組みの構築が重要だと指摘。
『自分のことを本気で
考えてくれる大人がいる
という経験が、
子どもが前に進む原動力
になる』とし、委託調査の結果が
学校現場の変化のきっかけになる
ことを期待した。」
ご指摘の通りだと想いました。
担任を持たないで、毎日学校で
子どもたちと向き合っている
養護教諭だからこその
ご指摘だと想いました。学校側は
「不登校の原因は学校側の問題」との
前提に立って、子どもたちとの関係を
考えて頂きたいと想いました。
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