「定額働かせ放題」は続く
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
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是非、お寄せいただければ幸いです。
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5月14日(火)の中日新聞の記事です。
中教審の特別部会は13日、処遇改善や残業削減
といった教員確保策の提言をまとめ、
盛山正仁文部科学相に提出した。
公立校教員に残業代の代わりに上乗せする
月給4%相当の「教職調整額」を2.5倍以上となる
「10%以上」に引き上げることや、
11時間を目安とする「勤務間インターバル」の
導入などが柱。
文科省は給与増に関し、来年の通常国会に
教員給与特別措置法(給得法)改正案を提出する、
とする記事です。
「調整額が引き上げられれば1972年の
給特法施行以来、約50年ぶり。
ただ、残業代がなく
『定額働かせ放題』とも批判される
現行制度が続くため、教員らから、
長時間労働抑制につながらず、
教職人気回復への効果は限定的
との指摘も根強い。
提言を抜本的な
働き方改革につなげられるか
が課題だ。」
1972年から何も変わらない
公教育の現場。一般企業は、私が入社した
1986年からでも
労働環境は大きく見直されました。男女雇用機会均等法から
過労死の問題からの労働環境の変化。
自己申告からタイムカード、
今やパソコンの起動時間での管理。公教育の現場では
いまだにタイムカードすらなく
1972年から何も変わっていません。この一歩から、
公教育の現場を現在の
時代に合った職場に変えましょう。
「三重県の中学校に勤める
30代の男性教員も調整額の増額について、
『10%でも20時間分の給与
にしかならない。
残業代は支払われるべきで、
議論を続けてほしい』と注文した。
授業の準備や事務作業で、
時間外勤務は月60時間を上回る。
『教員が1人増えれば、
空き時間に準備ができる。
人を増やす対策に
力を入れて欲しい』と訴えた。」
公立学校の教員の「働き方改革」は
教員定数の見直しによる定員増と、
増加分に見合う教員給与予算の
大幅増だと私は想っています。地域で育った子どもたちが
先生として育った地域に帰ってくる
この循環を創ることだと
私は想っています。私の市長立候補の公約の柱です。
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