子どもたちの夢に挑戦できる支援
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
について、
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皆様がお気づきでない可能性のある情報
をお届けしています。
皆様のご意見も
是非、お寄せいただければ幸いです。
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6月1日(土)の中日新聞の記事です。
県は家庭の経済状況が子どもに与える影響を
調べる「子ども調査」を行い、結果を発表した。
収入が少ない家庭ほど、子どもの進路選択で
理想と現実の差が広がる傾向にあり、
2018年度に行った前回調査から
傾向は変わらなかった。
一方で、世帯1人あたりの年間の可処分所得
(手取り)が137万円未満の「貧困線」を
下回る家庭で暮らす県内の子どもは6.7%で、
前回調査と比べて割合が減った
ことが分かった、とする記事です。
「県子ども家庭課によると、
家庭の所得格差が教育に及ぼす
影響が顕著だったのは、
中学2年生に尋ねた
『将来どの学校まで行きたいか』
の設問。
『理想』と『現実』で分けて聞き、
貧困線未満の所得区分Ⅰの生徒は
『大学等』としたのが
理想では60.4%、
現実では47.2%だった。
理想と現実で13.2ポイントの差
があり最も大きかった。
区分Ⅳでは理想が79.8%、
現実は69.9%で
差は9.9ポイントだった。」
残念な結果が明らかに示されています。
大学に進学することの意味は
ともかくとして、子どもたちの想いが
家庭の事情で変更せざるを得ない
ことは、私たち大人の責任だと
私は想っています。子どもたちが自分の夢に
自由に挑戦できる社会を
創りたいと想っています。
「『子どもの学校以外での
平日の学習時間』を
中学2年生に尋ねた設問
でも差が出た。
区分Ⅰでは
『学校以外では学習をしない』
と答えたのが13.2%だったのに対し、
区分Ⅳでは6.9%で
約2倍の開きがあった。
『2時間以上学校以外で学習する』
と答えたのも、区分Ⅰでは9.5%
区分Ⅳでは24.6%で
大きな差があった。
調査から所得水準の高い家庭の生徒
の方が、塾など学校以外で
より多く勉強している実態
が浮かび上がった。」
これも残念な結果です。
「一般社団法人おだやか」では、
学校以外での学習習慣の支援を
計画しています。金銭的には塾に行けるが
送り迎えが困難なご家庭には
送り迎えのファミリーサポートを、金銭的に困難なご家庭には
「居場所」事業としての
学習支援を計画しています。子どもたちや保護者の皆さんの
「夢をかなえる」支援になればと
想っています。
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