「教員が足りない」が深刻化
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
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皆様のご意見も
是非、お寄せいただければ幸いです。
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7月21日(日)の中日新聞の記事です。
教員の数が本来必要な数に達していない
状態を示す「教員未配置」の問題で、
全国の小中高校の未配置数が5月時点で
4,037人となっている
ことが全日本教職員組合(全教)の
実態調査で分かった。
昨年度同時期の調査より深刻化しており、
特に産育休・病休の代替者の未配置は
倍増している、とする記事です。
「回答のあった都道府県・政令市のうち、
昨年度同時期の調査にも回答のあった
24都道府県5政令市の
未配置数を比較すると、
昨年度が2018人で、本年度は2753人。
1.36倍に増えていた。
中でも産育休・病休などの
代替職員の未配置数鵜は、
400人から804人と2倍だった。」
「教員未配置」に対する危機感が
文科省や教育委員会に感じられないのは
私だけでしょうか?子どもたちの学ぶ権利の侵害
ではないでしょうか?「教員未配置」は今後、来年度、
どう解消する計画なのでしょうか?この記事も、この状況に対する
文科省、教育委員会の考えの取材や
記事が無いことを残念に想います。
「未配置への対応を聞いたところ、
回答のあった自治体の多くが、
非常勤講師などで
授業の穴を埋めたとした。
全教の板橋由太朗中央執行委員は
『校務分掌など授業以外は
非常勤の業務外なので、
他の教職員が負うしかなく、
長時間過密労働に拍車
をかけている。
教員の働き方を
抜本的に考え直してほしい』
と訴えた。」
私がこの問題に気付いたのは
何年前でしょうか?おそらく約5年、
教員の長時間労働に効果的な対策は
何もされていないと私は想っています。そのなかからさらに
「教員未配置」が増え、
長時間労働が加速される。この悪循環を多くの皆様と共に
断ち切りましょう。
子どもたちの教育が危機です。
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