原発の再稼働を認めない判断
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
について、
最新の情報、
皆様がお気づきでない可能性のある情報
をお届けしています。
皆様のご意見も
是非、お寄せいただければ幸いです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
昨日、7月27日(土)の中日新聞の第一面です。
日本原子力発電(原電)が再稼働を目指す
敦賀原発2号機(福井県敦賀市)を巡り、
原子力規制委員会の審査チームは26日の会合で、
原子炉建屋直下に活断層が通る可能性がある
として、原発の新規制基準に適合しない
と判断した。
規制委が今後、正式に不適合と決定する
見通しで再稼働は認められない。
不適合となれば国内の原発で初となる。
日本の規制で商用炉が再稼働できなければ
史上初のケースで廃炉の可能性も出てきた、
とする記事です。
「新基準では、原子炉などの
重要施設を活断層の上に設置する
ことを認めていない。
審査チームは、2号機から北に
約300メートルで見つかった
『K断層』について、
①将来動く活動性があるかどうか
②建屋直下まで延びる
連続性があるかどうか
を議論した。」
敦賀原発2号機の
再稼働に関わる議論点を学びました。そして原電側は①も②も否定
しているが、審査チームは
①も②も否定できないとの結論。原子力発電を運営する皆様の
地域住民や日本全体への
安全性に対する考え方に
疑問を抱くのは私だけでしょうか。
「廃炉作業中の敦賀原発1号機に続き、
2号機も運転終了となれば、
半世紀以上、原子力と歩んできた地域は、
産業構造や地域振興の見直し
を迫られる。
再稼働の見通しが立たない
にもかかわらず、
原発に固執する姿勢は、
地域住民に
『根拠のない期待』を持たせ、
原発に依存しない
地域の将来像を
考える機会を奪うことに
つながりかねない。」
ご指摘の通りだと想いました。
私は現役時代、
敦賀に工場があり、
敦賀には大変お世話になりました。現役の知人からは、新幹線延伸で
敦賀駅が大きく変貌したと
聞いています。食べ物もおいしいものが多く
原発依存から脱却する
良いタイミングだと想いました。敦賀だけでなく、
原発と共に歩んできた地域には
原発に頼らない地域の将来像を
考えて頂きたいと想いました。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。