核兵器があるがゆえの人類の危機

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昨日、8月10日(土)の中日新聞の第一面です。

長崎は9日、米国の原爆投下から79年となり、
長崎市松山町の平和公園で
「長崎原爆犠牲者慰霊平和記念式典」
が営まれた。

鈴木史朗市長は、平和宣言で核兵器保有国などに
「脅威が高まっている事実を直視し、
 廃絶に向けて舵を切るべきだ」と求めた。

式典後、岸田文雄首相は、国の援護区域外にいて
被爆者と認められていない「被爆体験者」と
初めて面会し、救済要望に「具体的な対応策
の調整を指示する」と応じた。

同席した武見敬三厚生労働相は
「早急に合理的な解決方法を検討する」
と述べた。

被爆体験者を巡っては、これまで国は
限定的な支援にとどめてきたが、
本格的な救済につながる可能性が出てきた、
とする記事です。

 

「鈴木市長は平和宣言で、
 ロシアのウクライナ侵攻や
 中東情勢に触れた上で

 『核は使ってはいけない
 という人道上の規範が揺らいでいる
 と危機感を示したほか、

 日本政府に被爆体験者救済
 核兵器禁止条約への参加
 を呼びかけた。」

米国の原爆投下から
79年が経過しました。

日本でも「はだしのゲン」が封印され、
原爆の悲惨さを隠すことにより
「核抑止力」を肯定する
意図を感じています。

「『核は使ってはいけない』
 という人道上の規範が揺らいでいる」
鈴木史朗市長のお考えに同じ想いです。

核保有国
 核の傘の下にいる国
 の指導者の皆さん。

 核兵器が存在するが故に
 人類への脅威が
 一段と高まっている
 現実を直視し

 核兵器廃絶に向けて
 大きく舵を切るべきです。

 そのためにも被爆地を訪問し、
 被爆者の痛みと思い
 一人の人間として、

 あなたの良心で受け止めて
 ください。

 そしてどんなに険しくても、
 軍拡や威嚇を選ぶのではなく

 対話と外交努力により
 平和的な解決への道を探る
 ことを求めます。」

今回の鈴木史朗市長の平和宣言で
この部分がもっとも私の心を
打ちました。

核兵器が存在するが故に、
 人類の脅威」

「軍拡や威嚇を選ぶのではなく、
 対話と外交努力」を

日本独自の平和貢献が
ここに示されていると
私は想いました。

 

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