凄惨な体験を語り継がねばならない
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
について、
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是非、お寄せいただければ幸いです。
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今日、8月15日(木)の中日新聞の社説です。
79年前のきょうを境に
日本人の運命が大きく変わりました。
エッセイストで、
初代林家三平さんと結婚して落語家一門を支える
海老名香葉子さん(90)のいとこ「お咲ちゃん」
もその一人です、で始まる社説です。
「『毎年、終戦の日が近づくと、
沖縄戦や広島、長崎の原爆投下
などが取り上げられますが、
満州での出来事が紹介される
ことは多くありません。
日本に帰還した人たちも
高齢化が進み、
存命する語り部は少なく
なっています。
“満州引揚げ者たちの
哀しみを伝えたい”、
そんな思いをしたためた
のが本書です』
『平和の尊さを改めて感じ取って
頂ければ幸いです』」
海老名香葉子さんの想いを
受け取りました。子どもの頃
日清・日露戦争から
満州事変、柳条湖事件、そして第二次世界大戦、
満州引き上げやシベリア抑留などの
史実を多数、読みました。ご指摘のように、
満州引き上げや
シベリア抑留についても
語り継がねばなりませんが、現在の日本の指導者の多くが
触れることの無い、
日本軍の中国での行いについても
語り継ぐべきだと想いました。
「ちばさんは対談で
『ウクライナやガザのことを思うと、
戦争を知っている人間が、
戦争が始まると
お互いの国が、
世界中がまきこまれて
めちゃめちゃな地獄になる
んだよ、ということを
伝えなければならない』
と語っています。
権力者が起こす戦争で
犠牲を強いられるのはいつの時代も、
何の罪もない無辜(むこ)の人々
の命や平穏な暮らしです。
権力者に戦争を思いとどまらせる
ためにも、
凄惨な体験を語り継がねばならない。
そう固く誓う『終戦の日』です。」
「権力者が起こす戦争で
犠牲を強いられるのはいつの時代も、
何の罪もない無辜(むこ)の人々
の命や平穏な暮らしです」これが真実です。
戦争を起こすのは権力者で、
犠牲になるのは権力者ではなく
私たち市民です。「権力者に戦争を思いとどまらせる
ためにも、
凄惨な体験を語り継がねばならない」私も、できる限り、
平和の大切さを語り継ぎます。
コメント ( 2 )
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武力でなく外交で争いを無くしたいですね。ありがとうございます。
仲野さん
いつもありがとうございます。
外交による平和への想いを日本から発信したいですね。