医療機関での処方薬の一部が特別加算

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9月24日(火)の中日新聞の記事です。

医療機関の処方に従い薬局で薬を購入する際、
一部の薬で料金が加算される仕組みが、
10月1日から始まる。

ジェネリック薬(後発医薬品)のある
先発医薬品を、患者が希望した場合だ。

後発薬の発売から5年たつなど
一定の基準を満たす先発薬では
後発薬との差額の4分の1が
保険適用されなくなり、

「特別の料金」として自費で払う。
支払いが増える ケースには注意が必要だ、
とする記事です。

 

「薬には、
 開発した会社が製造、販売する
 先発薬

 特許が切れた同じ成分を使った
 後発薬がある。

 開発費などがかからない分、
 後発薬の方が原則安いが、
 その差はさまざまだ。」

先発薬と後発薬の
存在と違いの周知は
少し進んでいるとは思いますが、

この現状の中でこの改定は
薬剤師にとっては、説明する
負担が大きいと想いました。

子どもたちのご兄弟で
薬を間違えないように

先発薬と後発薬と
別々にしているご家庭も
あります。

長年服用している薬が
外見、名前が変わることに
不安を感じて先発薬を
服用されている患者様もおられます。

今後、多様なご意見を収集して
さらなる改善につなげて頂きたいと
想っています。

「医師が
 『先発薬と後発薬
  効果に差がある
 『副作用の出方に違いがある

 などと判断し、処方箋の
 『変更不可(医療上必要)
 の項目にチェックを入れても、

 これまで通りの負担
 先発薬を入手できる。

 逆に、
 『先発薬の塗り薬の方が
  べたつきが少ない』など、

 患者の希望に従って
 先発薬を処方、調剤すると
 追加の負担が発生する。」

「医師の判断」が最優先
されるのも課題だと想っています。

患者が医師にお願いして
「チェック」が入ることも
私は経験しています。

多様なご意見の収集だけでなく、
1.後発薬への切替がすすんだのか
2.「特別の料金」を選ぶ患者様が
 どれだけおられたのか

その結果、薬剤費は
どれだけ削減されたのか
を明示して頂きたいと想っています。

 

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