養護教諭の複数配置の効果
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
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是非、お寄せいただければ幸いです。
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10月5日(土)の中日新聞の記事です。
子どもの健康に関わる課題が多様化する
のに伴い、業務が複雑化、多忙化している
学校の「保健室の先生」。
現場からは養護教諭の複数配置を求める声
が上がるが、国の基準は
20年以上変わっていない。
そんな中で大津市は、10年ほど前から
独自に複数配置を進めてきた。
問題を抱える子どもに
複数の視点でアプローチができるほか、
経験の浅い養護教諭のレベルアップにつなげる
など効果を上げている、とする記事です。
「市の取り組みについて、
養護教諭の養成や研修に携わる
京都女子大の大川尚子教授は
『貧困や虐待など子どもに関わる
新しい課題に対応する上で、
複数配置のメリットは大きい』
と話す。
ただ、市が独自に採用する養護教諭は
非正規の会計年度任用職員
であることに触れ、
『正規と非正規の養護教諭の
待遇で差がある状況
を解消していく必要がある』
とも指摘している。」
養護教諭だけでなく
小中学校の教員の非正規率は
何パーセントなのだろうこの非正規率は自治体によって
差があるのだろうか?子どもたちの教育への投資を
惜しんだ結果が今の日本の社会を
つくったと私は想っています。子どもたちの教育への投資を
宜しくお願い致します。
「大川教授は
『養護教諭は“何でも屋”
という人もいる。
大きなことから小さなことまで、
困りごとがあれば
頼れる場所。
複数配置も含めて、
養護教諭がより
専門性を発揮できる環境を
つくっていかねばならない』
と話している。」
ご指摘の通りだと想いました。
貧困や虐待など子どもに関わる
新しい課題に対応する上で
従来の教員だけでなく、養護教員や
ソーシャルスクールワーカーの
専門性を活用して子どもたちの成長や学びを
支援していく大切さが
求められていると
私は想っています。
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