被団協がノーベル平和賞を受賞

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10月12日(土)の中日新聞の第一面です。

ノルウェーのノーベル賞委員は11日、
2024年のノーベル平和賞を

日本全国の被爆者らでつくる
日本原水爆被害者団体協議会(被団協、東京)
に授与すると発表した。

核兵器のない世界の実現に向けた努力を
評価した。

今年で結成68年を迎え、被爆の実相を
世界に 訴え続け、核廃絶の運動を
長年リードしてきた。

日本の個人や団体への平和賞は、
非核三原則の表明で1974年に受賞した
佐藤栄作元首相 以来で50年ぶり2例目、
とする記事です。

 

「ノーベル賞委員会は被団協について
 『核兵器が二度と
  使用されてはならない
  ことを証言を通じて示した。

  並外れた努力は
  核のタブーの確立に貢献した』
 とたたえた。

 国連や平和会議に
 代表団を派遣し続け
 『核軍縮の差し迫った必要性
  を世界に訴えてきた』と指摘。

 『肉体的苦しみやつらい記憶を、
  平和への希望を育むことに
  生かした全ての被爆者に
  敬意を表したい』とした。」

「肉体的苦しみやつらい記憶を、
 平和への希望を育むことに
 生かした全ての被爆者に
 敬意を表したい」

同じ想いです。
「肉体的苦しみとつらい記憶」に
向き合いながら

自分たちと同じ想いをする人を
産み出してはいけないという
皆さまの想いが

今まで以上に世界に伝わる
きっかけになったと
私は想っています。

「被団協は1956年に結成された。
 被爆体験の伝承を先導し、
 後遺症に苦しむ被爆者の救済
 取り組んできた。

 核拡散防止条約(NPT)再検討会議
 などの国際会議にも代表団を派遣。

 核の脅威を生き証人として訴える
 被爆者の言葉は
 重く受け止められている。

 フリードネス・ノーベル賞委員長は
 取材に対し

 『核兵器が80年近く使われていない
  のは、彼らの貢献のおかげ
  でもある』と述べ、
 被団協の活動に謝意を示した。」

被団協の活動に背を向けてきた
日本の指導者や
核保有国の指導者の皆さまに

被団協やこのノーベル平和賞の想いが
少しでも伝わることを
期待しています。

「ノーモア・ヒバクシャ」
この言葉を私も訴えていきます。

 

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  • コメント ( 2 )

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  1. 仲野和幸

    核ではなく、被爆者の声が抑止力となる。

    • 北浦 一郎

      仲野さま
      いつも、ありがとうございます。
      「核ではなく、被爆者の声が抑止力となる」
      すばらしいご意見です。
      被爆者の皆さんに頼ることなく、私たちも声を上げ続けたいと想いました。