使用済み核燃料の貯蔵施設が初操業

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11月7日(木)の中日新聞の記事です。

原子力規制委員会は6日、
原発の使用済み核燃料を保管する中間貯蔵施設
(青森県むつ市)について、

運営するリサイクル燃料貯蔵(RFS)が
操業前の検査を適切に実施したとして、
使用前確認証を交付した。

国内初の中間貯蔵施設が操業を始めた、
とする記事です。

 

「施設には9月、
 東京電力柏崎刈羽発電(新潟県)の
 燃料69体を入れた金属製容器1基
 が運び込まれた。

 RFSは施設の全73機器を対象に、
 容器の放射線を遮る性能や、
 容器が床面に固定されている
 ことなどを検査した。」

青森県むつ市にある
「使用済み核燃料中間貯蔵施設」は、

原子力発電所から出る使用済み燃料を
再処理工場に搬出するまで、
一時的に預かる施設です。

再処理工場の稼働が
全く見通せない現在、

この中間貯蔵施設に
使用済み核燃料を運び込むことは、
目的外の使用と考えています。

柏崎刈羽原発を
稼働し続けるための対策で
目的外の使用です。

中間貯蔵施設は燃料を
 空気の自然対流で冷やす
 ため、

 電気や水が不要で
 安全性が高いとされる。」

核のごみといわれる
使用済核燃料の
廃棄方法が決まらない現在、

原発内より安全性が高い
中間処理施設へ運び込んでも
保管場所を買えただけで
廃棄に向けた対策ではありません。

柏崎刈羽原発を稼働し続け、
核のごみを増やすのではなく、
核のごみの廃棄に向けた対策を
優先するよう、お願い致します。

 

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  • コメント ( 1 )

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  1. 仲野和幸

    原発からの核のゴミ、最終処分場、廃棄方法が、決まっていない。ここを決めずに何たることだ。
    同意見です