廃炉の最難関へ一歩
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
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11月8日(金)の中日新聞の記事です。
東京電力が福島第1原発2号機で
数グラムの溶融核燃料(デブリ)を
初めて回収し、廃炉の最難関へ
ようやく一歩を踏み出した。
政府と東電は「最長40年での廃炉」
を掲げるが、すでに事故から13年半。
推計880トンに上る
デブリの全量取り出しは
工法すら定まらず、作業では
東電の管理能力不足も露呈した。
廃炉工程は、完了の延期も含めた
見直しが不可避な情勢だ、
とする記事です。
「使用済み核燃料プールからの
燃料搬出は年単位の延期
を繰り返し、
1、3号機は
着手すらできていない。
デブリ以外にも膨大にある
放射性廃棄物を
どこに処分するのか、
検討も始まっていない。」
なぜ、政府は廃炉に向けた作業に
積極的にかかわろうとしないのか?まるで福島原発の事故を
なかったかのようにする
行動と私には想えます。そして再稼働にはこだわり、
「原発の最大限活用」を
前提とする。坂本龍一さんの東京新聞への手紙
「なぜこの国を運営する人たちは
これほどまでに
原発に固執するのだろう。」私も、いつも想ってしまいます。
「福島の復興や避難者帰還
の前提ともなってきた
重い約束だ。
『いずれ40年完了の旗を降ろす
ことになる』。
デブリ取り出しの成果
とは裏腹に、現行の工程の
行き詰まりは決定的
になりつつある。」
ご指摘の通りだと
私も想っています。「福島の復興や避難者帰還
の前提ともなってきた
重い約束」です。「40年で廃炉」に向かって
全力を集中して行うことと、その前提で考える
住民の皆さまの行動は、
分けて考える必要があります。住民の皆さまとの
真摯な話し合いが必要です。
コメント ( 1 )
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自らの政治生命に関わるので最終処分場決めないし、廃炉40年を変更しない。
廃炉には、これ以上の時間がかかると思われるのでいいたくないんだろう。
現状に合わせた筋一を立てるべき。