障がい者が働く事業所の閉鎖
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
について、
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をお届けしています。
皆様のご意見も
是非、お寄せいただければ幸いです。
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11月15日(金)の中日新聞の記事です。
障害者が雇用契約を結んで
働きながら技能を身につける
「就労継続支援A型事業所」の閉鎖が
今春から全国で相次ぎ、
3~7月に少なくとも
4279人の障害者が解雇されたことが
14日、厚生労働省の実態調査で分かった。
障害福祉サービスの対価として
国が事業所に支給する報酬を
4月の改定で引き下げたのが要因。
厚労省が社会保障審議会部会に示した、
とする記事です。
「解雇したA型事業所の
経営状況は
大半が赤字だった。
障害者の年間解雇者数は、
一般企業なども含めて最多だった
2001年度の4017人
を上回る見通しだ。」
A型事業所が経営努力をして
黒字化にできるのか?
私はここが課題だと想っています。A型字事業所の目的は
記事にもある様に「障害者が働きながら
技能を身につける」
場所が本来の目的だと
私は想っています。今回の報酬引き下げの目的が
事業所の経営努力を促すためと聞き
残念な改定だと想っています。
「4279人は、いずれも
A型事業所で働いていた。
うち949人は8月末までに
再就職先が見つからず
休職活動中だった。
936人は企業や
他のA型事業所などに再就職し、
2073人は雇用契約を結ばずに働く
B型事業所に移る
ことが決まった。
他は『今後の意向が未定』
などだった。」
A型事業所で自立訓練に
取り組んでいた皆さまを
B型に戻してしまう結果になりました。障がい者の自立を促す方針であれば
謝った施策を取ったことになります。
過ちは改善して頂けるよう
宜しくお願い致します。
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