認知症の兆候を捉える
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
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皆様のご意見も
是非、お寄せいただければ幸いです。
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11月22日(金)の中日新聞の記事です。
慶応大や済生会横浜市東部病院のチームは21日、
認知症のアルツハイマー病やその前段階である
軽度認知障害(MCI)の疑いがある人を
①困っていることはあるか
②楽しみはあるか
③最近の気になるニュースは何かー
という三つの質問で容易に検出する手法を
開発したと発表した。
病気の兆候を早期に捉えることで、
速やかな治療につながると期待される、
とする記事です。
「脳画像検査で比較すると、
①に『ない』か
『物忘れはあるが年のせいであり、
困っていない』などと答え、
②に具体的に回答、
③で『ない』か
3ヶ月以上前のニュースに
具体性がない回答をした場合に
アルツハイマー病のリスクが高く、
脳に蓄積したアミロイドベータの量が
平均して約3倍だった。
従来の認知機能検査では、
うち約83%が薬の投与対象だった。」
3つの質問に答えて頂くだけで
認知症のリスクを評価できることを
学びました。私自身はまだ、
信じられていませんが、
今後のデータの蓄積に
注目したいと想っています。私が参加している
ボランタリーハウスで
出席者の皆様にこの質問を紹介します。
「②で具体的に答える理由は、
アルツハイマー病患者では、
相手の話に合わせて
自然に振る舞おうと取り繕う
傾向があるためと考えられる。
回答に関わらず
問診時に家族らを振り返る
動作があった人でリスクが高く、
アミロイドベータは約2.8倍だった。」
この報告で私も気になったのは
②の回答と解説です。「楽しみはあるか」の質問に
自分自身が「本当の楽しみ」
ではなく「自然に振る舞おうと」
とりつくろう楽しみを語る姿が
現在は想像できません。「問診時に家族を振り返る」
私の母の姿が思い出されます。
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