被害者の想いで真の更生につなげる

あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。

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11月29日(金)の中日新聞の記事です。

犯罪被害者や遺族の思いを
刑務所や少年院の職員が聞き取り、
加害者に伝える「心情等伝達制度」が始まって、
12月1日で1年となる。

切実な思いを伝え聞いた加害者が
謝罪や賠償の意思を示すなど、
多少なりとも救われる被害者や遺族がいる

一方、加害者の心ない言葉に
再び傷つくケースも。

それでも利用した遺族は
「やる意義はある」と強調する、
とする記事です。

 

「9月、2度目の伝達では
 責任の取り方を追求した。

 その回答が冒頭の文言。
 『二度と手紙(書面)を
  書いてこないでください』
 ともあった。

 それでも渡辺さんは
 3度目の準備を進める。

 『これで矛を納める
  わけにはいかない』。
 男に直接、責任を問い続ける。」

「心情等伝達制度」について
学びました。

加害者が
犯罪被害者や遺族の思い知ることで
学ぶことは大きいと想いました。

記事の後半、太田先生の
「被害者や遺族の
 苦しみが続いている事実を
 加害者に伝えることが

 真の更生に向けた出発点となる」
に同じ思いです。

「太田教授は
 『二次被害のリスク
  を伝えた上で

  利用を決めてもらう
  必要がある』と指摘。

 『刑務所や少年院が
  被害者支援団体と連携し、

  利用した被害者や遺族の
  心をケアする体制
  の整備も必要』と訴える。

 介在する刑務所職員らの
 研修も欠かせない

 太田教授は
 『加害者の言動を
  被害者側に通知する
  にあたり

  表現がストレートでも
  丸めすぎても良くない
  的確にまとめられるように
  人を養成していく
  のが大切』と話した。」

私も同じ想いです。

「心情等伝達制度」が始まって、
12月1日で1年。
まだ、始まって間もない制度ですが、

「真の更生に向けた出発点となる」
ように、刑務所や少年院が
被害者支援団体と連携し、

制度の充実を図っていくよう
宜しくお願い致します。
私も注目していきます。

 

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