精神科病院から再び地域へ

あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。

公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
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是非、お寄せいただければ幸いです。
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12月1日(日)の中日新聞の記事です。

統合失調症で7年半入院していました。
1人暮らしを支援する社会福祉協議会(社協)の
地域移行制度を利用して退院し、
単身アパート生活を続けています⁶ー。

紹介文に引きつけられた。
パソコンで「精神科 長期入院」
と検索していた昨年夏。

愛知県半田市の社協が作成したスライドが
ヒットした、で始まる記事です。

 

精神科病院の長期入院者
 退院し、地域で暮らせる
 ようにする取り組みを紹介する内容。

 そこに、長期入院を経て
 市内で暮らす男性の
 インタビュー記事
 顔写真付きで掲載されていた。

 訪問看護制度を使い、
 障害や病気などの人が対象の
 『就労継続支援B型事業所』で
 働いているという。」

「精神科病院の長期入院者が
 退院し、地域で暮らせる」
大切な課題ですが、

うまく進んでいないと
私は想っています。

日本の精神科病床数は、
世界的に見ても異常な多さ、
との指摘がありながらも
病床数の大幅な減少に取組めない。

この原因は
いくつか指摘されていますが、
真のボトルネックは何か
多くの皆様と考えたいです。

「新井さんは
 周囲への感謝を忘れず

 感情豊かで、
 大きな手振りを交えて
 ユーモラスに入院体験を語る

 その姿は、私が密かに抱いていた
 『怖い』『暗い』といった
 精神疾患のイメージを
 明快に打ち砕いていった

 患者として、『支援される側
 だった新井さん。

 退院して1人暮らしを始めると、
 裏表のない人柄が、
 関わる人たちの
 心を救うようになる。」

「20代で統合失調症を発症。
 気持ちをコントロールできず
 激高してしまうことが
 たびたびあった。

 短期の入退院を繰り返し、
 2011年から7年半、
 精神科病院に入院していた。

 病状悪化のために
 閉鎖病棟で静養した
 時期もあったが、

 服薬や作業療法を通じて
 徐々に 改善。」

長年の統合失調症でも、
ご本人に適合した治療が見つかれば
地域に戻れることが示されています。

作業療法など、精神疾患に対応する
治療方法は発達していると
想っています。

服薬だけでなく、
多様な治療法で、多くの皆様が
地域に戻れることを願い、

私たちはこの皆さまを支えられる
地域を創りたいと想っています。

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