県庁から8.5キロの原発が再稼働する

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12月8日(日)の中日新聞の記事です。

中国電力が7日午後、原子炉を再稼働させた
島根原発(松江市)で特徴的なのは、
県庁所在地に立地しているということだ。

深刻な原発事故が起きた場合、
住民避難など対策の司令塔となる島根県庁が
30キロ圏内にあり、
その県庁自体も避難対象になる。

司令塔が機能不全に陥り、
住民避難に支障を来す恐れがある、
とする記事です。

 

「県原子力安全対策課によると、
 県庁は原発から南東8.5キロ先で、
 事故時には災害対策本部が設置され、
 約600人がとどまる予定。

 県庁の建物は
 
射線防護機があり、
 1週間分の食料備蓄もあるという。」

「原子炉の過酷事故は起こりえない」
という原発神話を基に創られた
原子力発電所が「島根原発」
だと想っています。

今も続いている福島原発事故の
教訓から学べば、
決して「再稼働してはならない」
原発であると想っています。

県庁にとどまる予定の約600人は
どんな想いで再稼働を知ったのか。
残念な想いです。

原発の30キロ圏内には、
 全国の原発立地で3番目に多い
 約45万人が暮らす

 高齢化率が高く、
 避難時は支援を必要とする
 体が不自由な高齢者も多い

 福祉車両の手配なども
 必要になり、
 困難が予想される。」

先日、再稼働された女川原発と同様
島根原発の住民避難計画は
まったく現実的ではないことは
明らかです。

原発神話を頼り、
企業の利益が優先される
原発の再稼働。

現在引き続いている福島原発の事故は
地震大国の日本には
原子力発電の設置は向かないことが
明らかです。

多くの日本人が同じ想いの
坂本龍一さんの質問に対し
再稼働を進める皆さまに
明確な回答を求めます。

なぜこの国を運営する人たちは
 これほどまでに
 原発に固執するのだろう。」

 

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