生活保護申請が物価高で増えた

あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。

公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
について、
最新の情報、
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をお届けしています。

皆様のご意見も
是非、お寄せいただければ幸いです。
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昨年、12月29日(日)の中日新聞の記事です。

2024年度上半期 (4~9月)の生活保護申請が、
前年同期比で2.8%増の13万3274件に上った
ことが分かった。
厚生労働省の公表データを共同通信が分析した。

新型コロナウイルス感染拡大で
景気が悪化した期間や、

コロナ禍に伴う生活支援の縮小が
低所得者層を直撃した時期の申請件数を
実数で上回った。

賃上げの効果は及ばず、
長引く物価高で家計が圧迫されて
苦しむ人が多い実情がうかがえる、
とする記事です。

 

24年4~9月の申請件数
 コロナ禍前の19年同期
 (11万4067件)と比べ
 16.8%の増加だった。

 一方、前年同期との比較では、
 コロナ感染拡大が始まった
 20年は1.1%減少し、

 21~22年は
 経済や雇用情勢の悪化もあり
 3~4%台の増加となった。

 コロナ禍の
 特例的な生活支援が縮小した
 23年は5.4%増の
 12万9606件だった。」

生活保護申請件数の
2020~2024年の対前年同期の
推移を学びました。

増減の実情とその背景を
学びました。

食料品、電気・ガスといった
生活必需品の高騰対策の
必要性を再認識しました。

多様な事情から
生活保護に頼れない
低所得の皆さまの
生活が気がかりです。

「24年9月時点で
 生活保護を受給している世帯の
 55%は高齢者が占めている。

 困窮者の相談を受ける
 新里宏二弁護士は

 『困窮世帯には
  賃上げの効果が届かず
  異常な物価高
  生活が追い込まれ、

  生活保護に頼らざるを得ない
  状況だ』と指摘し、
 若者やひとり親の困窮相談
 も寄せられているという。」

新里弁護士のご指摘の通りだと
想いました。

低年金生活者への
物価高の影響が
生活保護受給者を
産んでいます。

年金生活者の孤立死が
報道される前に
対策を宜しくお願い致します。

生活保護を頼れない
若者やひとり親への
手厚い支援も
宜しくお願い致します。

私も一般社団法人の理事として
地域の困窮者の皆さまへの
支援の仕組みを検討します。

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