「成績という枠で評価する」を考える

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1月18日(金)の中日新聞の記事です。

不登校の小中学生が全国で過去最多の
約34万人となる中、自宅やフリースクールなど
学校外での学びの成果を、
どう評価するかが課題となっている。

文部科学省は昨年8月、
学校外で学習した成果が適切に評価されるよう、
学校教育法施行規則の一部を改正した。

教育現場ではガイドラインを作成する動き
などがある一方、成績という枠で評価することが
「子どもの支援に逆行する」との
戸惑いも聞こえる。

試行錯誤の現場を取材した、
とする記事です。

 

「現状では
 フリースクールの学び
 成績に反映するケースは少数
 にとどまる。

 本人の気持ちが
 学びに向かう状況にない
 ことも多い上に、

 フリースクールの活動内容が
 運営団体によって様々で
 成績評価の枠に収まりきらない
 活動もあるためだ。」

従来の学校での学びを前提にすると
評価は難しいのだろうと想いました。

私の会社員時代の
自己評価表を思い出しました。

毎年、違うことを学ぶ
小中学生には簡単ではありませんが、
応用できないか?と想いました。

4月に年度末の3月を想定して、
自分はここまで進みたい。
そして、その結果は。

先生は計画の挑戦的な意欲と
年度末の結果を評価する。

私がこの先、
フリースクールを開校する時には
現実化させたいと想いました。

「信州大の荒井英治郎准教授は
 『成績評価の以前に

  その子どもにどう向き合い、
  寄り添っていくか
  本質的に重要。

  その上で、その子らしく
  成長していくことを
  支えていけるような、

  新しい評価のあり方
  議論していくべきだ』
 と指摘する。」

ご指摘の通りだと想いました。

不登校の生徒だけの課題ではなく、
障害のある子どもたちや
ケアラーや
ご両親が不在の場で生活するなど

問題を抱えた子どもたち皆さんと
向き合う私たち大人が
解決すべき課題だと想いました。

 

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