当事者による参加が必要

あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。

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是非、お寄せいただければ幸いです。
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2月12日(水)の中日新聞の社説です。

高額医療費の患者負担を一定額に抑える
「高額療養費制度」を巡り、政府が今年8月から
自己負担額を引き上げる方針を決めたことに
患者団体が反発。

負担増を緩和する方向で検討に入った。
政府は当初、当事者の声を聞かずに
引き上げを決め、反発を受けて

石破茂首相が、がん患者の声を聴く機会を設ける
考えを示した。当事者の声に丁寧に耳を傾け、
負担のあり方を見直すべきだ、とする社説です。

 

医療保険制度を持続可能にする
 には、医療費の抑制
 喫緊の課題だとは理解する。

 ただ、政府の自己負担引き上げ案は、
 広く薄く国民から集める
 保険料を軽減するため

 最も困難な状況に置かれる人に
 負担を押しつけ
 負担の公平性を損なう
 ことになりかねない。

 高額医療を受ける人には
 若い人もいて、
 現役世代の負担軽減
 とも言い切れない。

 政策決定段階から
 当事者による参加が必要
 とされる時代の潮流にも逆行する。」

ご指摘の通りだと想っています。

多くのがん治療の実態を理解すれば
この制度の無情さは
容易に理解できます。

健康で大きな病気の経験のない皆さま
には、理解が難しいのでしょうか?

当事者による参加」
これが現在の日本に最も大切な施策だと
私は想っています。

政府が高額療養費制度
 の利用者に負担増を求めるなら、

 制度の利用状況や
 負担増に対する意見
 に誠実に耳を傾け、

 負担増の是非を判断
 しなければならない。

 社会保障制度は
 支える人たちの負担
 で成り立つ。

 その負担のあり方を決める際に、
 民主的な手続きを踏むべき
 は当然である。」

このご指摘も、その通り
だと想いました。

現行月約8万円の負担が
 3年後に約13万9千円になる。」

この金額の重みを実感できる皆さまが
日本の指導者になるべき
だと想いました。

日本の指導者になるためには、
数年、月収20万円の生活を経験して
頂く必要があると想いました。

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  • コメント ( 2 )

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  1. 仲野和幸

    制度を、利用している方からや、幅広い立場の意見も聞く必要がありますね。

    • 北浦 一郎

      仲野さん
      いつもありがとうございます。
      がんサバイバーの酒井なつみさんの国会質問が胸を打ちました。
      高額療養費制度」の引き上げは凍結して頂きたいと想いました。