被害者保護を最優先に
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
について、
最新の情報、
皆様がお気づきでない可能性のある情報
をお届けしています。
皆様のご意見も
是非、お寄せいただければ幸いです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
5月13日(火)の中日新聞の社説です。
ストーカー被害を訴えていた女性(20)の遺体が
川崎市で見つかり、元交際相手の男(27)が
死体遺棄容疑で逮捕された。
警察は女性のSOSを見逃し、
対応が後手に回った。
「被害者保護を最優先に」という
過去の教訓が生かされていないのではないか、
とする社説です。
「しかし、県警は
ストーカー被害
だと認識していなかった。
女性が被害届を取り下げた
ためという。
近親者暴力(DV)の被害者は
加害者の精神的支配下に置かれ、
恐怖感などから
判断が揺らぐこともある。
県警は心理を踏まえ、
危機感を持ち
対応に当たったのか。」
ご指摘の通りだと想いました。
メディアの報道では、
被害者のご家族の指摘に対しても
警察が反論する内容が
掲載されています。まったく被害者家族という弱者に
寄り添うことのない、
ひどい対応だと想っています。私たちは圧力に対しては
警察しか頼るところがありません。政治は警察を市民が信頼して頼れる
組織にする責任があると想っています。
「全国のストーカー被害相談は
年間約2万件に上る。
一方、警告と禁止命令は
計3千件台で、
対応が十分か疑問が生じる。
全国の警察は
現在取り扱う事案について、対応に
不備がないか確認すべきだ。
ストーカー問題は
警察だけでは解決が難しい。
DV相談支援センターなど
外部機関との連携、
加害者のカウンセリング
など、総合的な対策を充実させる
必要がある。」
被害相談2万件、
警告と禁止命令3千件、
すなわち相談の85%に
なにも対応が行われていません。ストーカー被害者の相談は
こんなに軽いものなのでしょうか?
悩んで悩んで、勇気を出して
相談に行ったのでは?そしてご指摘の通り、
「外部機関との連携、加害者のカウンセリングなど、
総合的な対策」が
必要だと想っています。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。