原発の集中立地への懸念

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10月10日(金)の中日新聞の記事です。

東京電力が、全7基が停止している
柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市、刈羽村)のうち
1~5号機の一部の廃炉を検討している
ことが、関係者への取材で分かった。

原子力規制委員会の審査に合格した
6、7号機が再稼働することを前提として、
近く表明する方向で調整する。

正式に決定すれば同原発では
初の廃炉となる、とする記事です。

 

新潟県議会
 同原発の再稼働を巡り

 16日に経済産業省
 資源エネルギー庁官や
 東電関係者らを
 参考人として招致している。

 関係者によると
 東電は小早川智明社長が出席して
 一部廃炉の検討開始
 を表明する見通し。

 廃炉の対象は
 1、2号機を軸に検討
 しているという。」

「廃炉」という言葉を
どこまでの範囲で使っている
のでしょうか?

廃炉作業として行われる
「炉心から
 使用済核燃料を取り出し、
 安全な場所に保管する」

高濃度放射性廃棄物である
使用済核燃料を取り出して
運ぶ技術は確立されていますか?

「安全な場所に保管する」
安全な場所は決まっていますか?

簡単に「廃炉」と言うのは
私には違和感があります。

「複数の 原子炉が
 1ヵ所にひしめく

 『集中立地』を
 不安視する
 見方があり、

 1、2号機が立地する
 柏崎市の桜井雅浩市長は、

 再稼働を容認する条件
 として、東電に1~5号機の
 1基以上の廃炉計画
 を要求している。」

「集中立地」という言葉を
学びました。
桜井雅浩市長のご要望を
その通りだと想いました。

福島原発の現状を見ても
核燃料の取り出しは
いつになるのか、

廃炉作業はいつ終わるのか、
まったく見通しがありません。

一歩ずつでも良いので、
将来の大きなリスクへの
対策として、

「廃炉」を着実に進め、
跡地が再利用できる事実を
お見せいただきたいと
想っています。

 

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