紫外線

今日は多少日差しも和らいだようです
でも、こんな薄っすら雲がある日でも油断ならないのが紫外線

紫外線の波長分類の内、健康に関わるものが近紫外線
これをさらに波長の長さでUVA、UVB、UVCと三種類に分けられる
この三つが太陽光に含まれています

UVCは大気で遮断され地上には基本的に届かない
問題なのがよく耳にする、UVAとUVB

UVAは肌の奥深くまで届き、シワやたるみの原因となります
UVBは皮膚がんの発症リスクが高くなる

ただし、紫外線も悪いことばかりではありません
殺菌消毒、ビタミンDの合成、血行や新陳代謝の促進、
また皮膚抵抗力の昂進(こうしん)などがあります

オゾン層の破壊が問題視される昨今
無防備でなく、うまく日光と付き合いたいものです

そこで今日は日焼け止めの利用法をご紹介
まずは画像の数値を確認してください

下の方にSPF数字、PA+というのがあります

この二つが利用する際にとても大事になります
ご想像通り数字が大きくなれば紫外線をより防止できますが、
ただ数字の大きなものを利用すればいい・・・というものでもありません

まずは「PA」
これはPFA値を表すもの
PFAは紫外線A波の防止効果の指標です

+プラスが多くなれば、防止効果も高いです
去年までは+++の表示しかできませんでしたが、
今年からフォープラス++++の表示が可能になりました
なので、これまでも防止効果は4以上だったけれど、
3の表示だったものもあるかもしれません

そして次が「SPF」
これはダイレクトに紫外線B波の防御力を表します
日光を浴びてから皮膚が赤くなり始めるまでの時間を、
何倍にできるかを表しているものです
20分で赤くなり始める方なら、「50」を使えば1000分後から赤くなるということです
16時間くらいですから、日本なら1日の日照時間を超えますね
数字が大きくなれば、防御効果も高くなるわけです
でもこれは1cm平方メートルあたり2mg使った場合で、かなり白くなるくらいです
汗をかいたり、何かで擦れればまた違ってきます

ここで注意したいのが、日焼け止めのリスク
日焼け止めも一種の薬ですから、効果が強いということは体への影響も強い
数字の大きなものを使っておけばいい・・・というものでもないんです
肌荒れの原因や乾燥肌を招く恐れがあります

いろいろな場面で使い分けるといいでしょう
毎日の家事や買い物で短時間の作業ならSPF20くらい
山や海など遊びで1日出かけるときはSPF30
沖縄や海外など特に日差しの強い場合はSPF50
そしてどの場合においても、時間の経過や汗のかき具合によって塗りなおす

前出でも書きましたが、適度な日光浴は骨の形成を助け免疫力をアップさせます
気持ちのいい日差しと上手く付き合って、素敵な夏を過ごしてください!!