「時間は有限」を実感した出来事
20-30年後に人工呼吸器が必要になるかもしれません
昨夏、医師に伝えられた言葉。
「あー、人生って、自分の時間って、有限なんだなぁ」
初めて実感を伴ってそう思いました。
一年前のある夏の朝。
突然左の胸から背中にかけて激痛が走りました。
しばらくすると呼吸が苦しくなり、
深呼吸すると胸に鋭い痛み。
慌てて近くの内科に駆け込みました。
問診の時は、背中にちょっと湿疹があったので「帯状疱疹かなぁ」なんて言われましたが、念のために、とレントゲンを撮った後再度診察室に入ると先程とは空気が全く違う。
「左胸に白い影があるんだよね。」
見せてもらったレントゲンを見ると確かにモヤッとしてる。
「紹介状を書くからすぐに大学病院に行って!大丈夫、悪いものとは限らないから。」
肩に手を置かれ励まされても何のことやらわかりませんけどー。
その時点で大学病院の外来受付終了まで30分。
訳も分からず慌てて大学病院へ。
大学病院の呼吸器内科で紹介状を出したら、これを持ってレントゲン室へ、と言われ
渡された紙には 至急!の赤文字。
なに、なに、なにーー?
怖いんだけどー!
CT(人生初!)とレントゲンを撮り診察へ。
そこで聞いた病名は、見たことも聞いたこともないものでした。
肺の組織が繊維化している、要するに潰れてしまっている、とのこと。
原因は不明
進行は普通は非常にゆっくり
でも進行すると呼吸に支障をきたすようで
冒頭の言葉を言われました。
今現在治療法はなし、薬もなし
今は特に日常生活に支障をきたしていないので特に何もせず
今後毎年レントゲン、3年に1度CTを撮って観察していくことになりました。
ちなみに、病院に行くきっかけになったその日の朝の胸と背中の激痛は
この慢性疾患とは全く関係ないとのこと。
だとしたら何ー??という感じですが酸素飽和度は正常、聴診でも呼吸に異常なし、ということで様子見になりました。
そして数日後には痛みもすっかりなくなりました。
その後再発もないのでいいのですが、
あれはあれで何だったんだろう?の謎は残ります。
ちょっと長くなったので続きはまた明日。
この経験からの想いを少し残しておきたいと思います。
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