『バンクシーって誰?展』

 

『バンクシーって誰?展』に行ってきました。

単なる作品の展示ではなく
実際に描かれた場所を大掛かりなセットで再現してあり
臨場感があります。

※作品は一部を除き撮影可能。投稿もOKとのこと。

彼の作品はその場所に描かれているからこその
メッセージがありますからね。

いつどこに出現するか不明、そして無許可でストリートに描いたりするので
後に消されたり撤去されたりすることも多く
残されていないものも多いはず。

そうしてバンクシーの作品に出会える稀少性は増していくばかり。
ミステリアスな正体も相まって人々の
「バンクシーを知りたい!」
「作品を見たい!」
の想いは強くなるのでしょうね。

だからこうして展示会があると多くの人が足を運ぶのでしょう。

でも作品を見てキャッキャッと喜ぶことではなく
彼が提起する問題に目を向け自分で考えること。
それが一番伝えたいことなのかもしれません。

バンクシーは自身の作品が高値で売買されたり
額に入れて飾られるものではないと考えているようですし。

時に権力に対する辛辣な批判を含む作品で
ある意味命がけの発信とも言えるものを
私たちに提示してきます。

そのメッセージをどう捉え、どう考え、どう行動していくのか。

それをしっかり考えることが大事ですね。

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