神秘の身体
ヒューマニエンスQ(クエスト)が大好きです。
以前不定期で放送されていた番組が
4月からレギュラー化され毎週放送されるようになりました。
人間という不思議な存在を、じっくり深く妄想する「探求の旅」シリーズ。
(番組HPより)
もうね、毎週楽しくて楽しくて前のめりで見てしまうのですよ。
今週のテーマは「皮膚」でした。
「皮膚」には、目でなくても“光”を捉え、耳でなくても“音”を聞き、舌でなくても“味”を知るという感覚が備わっていることがわかってきた。その皮膚の能力は生命進化において、脳が生まれる前から存在していたため「0番目の脳」とも呼ばれる。皮膚の存在は自分の内と外を区別するために不可欠。そのため、もし皮膚感覚を失うと「私」を認知できなくなり、自己を喪失してしまうという。
(番組HPより)
なんだかワクワクしませんか?
視覚を遮った状態でも、壁が暖色系の色と寒色系の色の部屋では体感温度が変わる、という実験結果をカラーを学んでいたときに教わりました。
皮膚が色を感じるのです。
以前母が貼り薬を処方されて使っていたことがあるのですが、
患部に直接貼る湿布薬なら分かるけど、
外科的疾患でないのに貼り薬って効き目あるの?と思っていました。
が、貼ってみたらびっくりするくらい副作用が出たのです。
皮膚からこんなに吸収するんだ!と驚きました。
経皮毒、というのもよく聞きます。
皮膚に直接触れるものは素材はきちんと選ぶべきですね。
そしてゲストで出演されていたヨシダナギさん。
(この方、以前から興味津々でした!)
世界の少数民族や先住民を主に撮影されている写真家です。
裸族の方々にも多く接してきたようですが、
彼らの赤ちゃんは泣いていても、母親がギュッとすると
あっという間に泣き止むとか。
肌と肌が直接触れ合うことが大きいのだそうです。
洋服越しでのハグとは全く違うそうです!
しっかしこの番組、本当に面白い!
人間の身体の神秘をとことん追求してくれます。
他にこんな心躍る分野はなかなかない。
子供の頃お医者さんごっこが大好きで
小学生時代は看護師さんになりたいと思った時期もあり(みんな通る道の気もしますが😅)
私のDNAに身体探究心が組み込まれているのかしら😊
それにしても化学、医学がこんなに発展しても
人間を完璧に作り出すことは不可能ですもんね。
倫理的な問題ももちろんあると思いますが。
そんな神秘の身体を私たちは頂いているのです。
しかも無償で!
もっともっと探究していきたいもの。
そして本当に大切にしたいものですね。
毛むくじゃらですが、触れてください。
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