ケアする人へのケアも大事

 

全国に数ヶ所にしかないという「こどもホスピス」

治療の影響で幼稚園や保育園に通えなかったり、
外で自由に遊べなかったりするこどもたち。

自分の病気の事を理解できないまま
辛い治療に耐えたり
やりたい事もできず我慢を強いられる日々。

そんなこどもたちが楽しめる場を提供したい、と
作られたようです。

大人のホスピスとはちょっと違い、そこに入院するのではなく
医療的ケアは病院で受けながら、ホスピスに通ってくるそうです。

こどもたちにとっては楽しい遊び場。
職員の方と遊具で遊んだり、
みんなでカードゲームをしたり、
お誕生日をお祝いしてもらったり。

通っているこどもたちにとっては
そんな何気ない時間が特別な時間であり、
かけがえのない経験なんだというのは
彼らの楽しそうな表情が物語っていました。

そして、こどもを通わせている親御さんの
「生きている間、楽しませてあげたい。」
の言葉が胸に刺さりました。

このお母さんも沢山の涙を飲み込み
不安、辛さ、もどかしさ、虚しさ、悲しみ
などの想いを背負っているのだなぁ、と。

病気は家族にとっても大変な戦いです。
身体的にも精神的にも。

でも実際に病気と戦っているのは本人だから
家族は自分の辛さは飲み込みがち。
家族間でも話せないのですよね、なぜか。

だからケアする人たちへのケアも
とても大切なことだと思うのです。

こどもホスピスでは普段目を離せない我が子を職員さんに預け
別の職員さんとお話ができるだけで気持ちが軽くなる、と親御さんが
お話しされていました。

こういう場、どんどん増えて欲しいものですね。

父の闘病中、家族が気軽になんでも話せるような場やサービスが
あれば良いのにな、と思っていました。
もしかしたら病院内にカウンセラーさんがいたのかもしれません。

見つけやすく、敷居が低く
お茶飲んでおしゃべりするだけの場でもいいと思うのです。
そこにワンニャンがいたら、動物好きの方々には
最高の癒しになりますよね。

実はコレ、やりたいことの一つです😊


癒しは任せて!

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