緊急事態の原発から避難できない

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4月13日(土)の中日新聞の記事です。

内閣府は12日、北陸電力志賀原発(石川県志賀町)
周辺の避難計画などを協議する作業部会を
同県庁で開き、

元日の能登半島地震の後、30キロ圏内の14地区で
150人超が最長16日間孤立していたことを
明らかにした。

原発が緊急事態になっていたとしても
30キロ圏外へ避難できず、
被爆の危険性にさらされた恐れがある、
とする記事です。

 

孤立の原因は、
 のり面崩落による道路への
 土砂堆積や落石、倒木
 などで、11地区は山間部だった。

 また、30キロ圏内の
 30カ所以上で道路が通行止め
 となった。

 少なくとも
 6カ所の放射線防護施設が

 地震直後に使用できなかったか、
 その可能性があった
 ことも報告した。

 通行止めになった箇所のうち一部では、
 迂回路が確認できなかった。」

4月14日に紹介させて頂いた
社説でも述べられていた通り、

福島原発事故後に課題とされた
原発からの避難計画が
現実的には不可能となる場合がある
ことを能登半島地震は証明しました。

日本国内に設置されている
すべての原発に対して
避難計画の再点検が必要だと
想っています。

「内閣府の今後の作業部会では、
 今回の被害を踏まえた
 避難ルートや移動手段に加え

 避難で健康リスクが高まる
 人の把握や、
 放射線防護施設の整備方針
 を議論する。

 内閣府の根木桂三参事官
 (地域防災担当)は
 『空路や海路での移動支援
  を含め、しっかりと検討していく』
 とした。」

能登半島の多くの漁港において
地震による影響で
海岸線が変化して
港が使用できないと聞いています。

検討結果で80点の避難計画は
不可能と判断されても、
10点の避難計画で合格とする
のでしょう。

地震列島の日本に
原発は不向きです。
なぜ、原発に固執するのか
ご教授をお願い致します。

亡くなった坂本龍一さんの言葉です。
なぜこの国を運営する人たちは
 これほどまでに原発に
 固執するのだろう。」

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