直感やひらめきは天賦の才ではない!

 

直感やひらめきは必ずしも天賦の才ではない!

いや、もちろん天賦の部分も大いにあると思います。
でもね、直感やひらめきも後天的に会得する事が出来るということが
科学で実証されているのです!

またまたヒューマニエンスQネタですが…

理化学研究所の脳の研究者が、将棋のプロ棋士とアマチュアの有段者が詰将棋をするところをMRIで撮影するという実験がありました。
その実験で、プロ棋士はアマチュア棋士が使っていない脳の部位を使っていることが分かったそうです。
それは「大脳基底核」という部分。
そこは思考や推理を司る部分ではなく、習慣の形成や実行に関わる部分だそうです。
行動が習慣化され無意識の部分です。

ゲストで出演されていたプロ棋士の方のコメントがとても印象的でした。
プロ棋士は幼い頃から詰将棋などで訓練を繰り返し行なうので、回数を重ねていくと自然と「気持ちの良い一手」が選べるようになるそうです。
そして気持ちの良い一手こそ結果的に正解の一手なのだと。

直感だからどうしてその手を選んだのかうまく説明できなかったりするとか。
繰り返しの訓練で直感が身につけられる!ということですよね。

そしてプロ棋士の方から見ると、一般の方が将棋を指すのは
「算数の問題を解いている」感じだそうですが、
プロの方は「まるで音楽や芸術のようなもので、絵画を見るように次の一手が見える。」そうです。

まるで世界が違いますよね。

直感やひらめきって、ある日突然「降りてくる」ようなものと思いがち。
でも実はとても現実的なこと、そして地味なことを
ひたすらひたすら繰り返すことで
直感やひらめき脳になっていくということ。

まさにイチローの
「小さいことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道」
の境地ですよね。

そこまでたどり着けば人生とんでもなく楽しくなると思うのです。
だって音楽を聴くように、芸術を鑑賞するように次の一手が見えるのですよ!
なんとも心ワクワクします✨

その境地、是非目指しましょう!


雨でもお散歩行く、と言うとこうなります。

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