命をかけて取り組むもの

 

Netflixで『極悪女王』の配信が始まる。

1980年代、空前の女子プロレスブーム。
その時代のスーパーヒール、ダンプ松本の物語。
そしてダンプ松本と相対していたのがクラッシュギャルズ。
私の青春時代。
憧れまくった人たち

このドラマ配信を機に、過去の全日本女子プロレスの試合がネット上に沢山アップされている。

中でもダンプ松本 vs 長与千種の「敗者髪切りデスマッチ」のインパクトは大きい。

かっこいい❤️
お写真お借りしました。【週刊プロレス】

 

久しぶりにその試合を見てみた。

長与千種が敗者となり、リング上でダンプ松本にバリカンを入れられる姿に会場のファンは叫びながら大号泣していた。

お写真お借りしました。【週刊プロレス】

40年の時を経てわかりました。
みんな長与千種に自分自身を投影していたのだな、と。

長与千種という選手を通して、自分が戦っているのを見ていたんだな。
目の前で理不尽な攻撃を受け、大流血しているのは
大好きな選手であると共に、自分自身だったのだと思うのです。

だから、やられてもやられても立ち向かう姿に
声を枯らして号泣しながら応援した。

坊主でも可愛い❤️
お写真お借りしました。【週刊プロレス】

当時ファンの大半は中高生。
思春期真っ只中。
身体の成長と、追いつかない心の変化。
心身のバランスを崩したり、訳のわからない怒りや不安が充満する時期。

映像を見て当時の感情が一気に蘇りました。

しかし当時の女子プロレス界は本当に凄い世界ですよ。
文字通り命をかけて日々戦っていたのだと思います。
だからこそ、社会を冷めた目で見るようになる思春期女子たちをあんなに熱狂させたのでしょう。

命をかけて取り組むことってなかなかない。
でも、でも。
明日何が起こるかわからない人生を生きるって、考えてみれば
一瞬一瞬命をかけて生きているってことですよね、実は。

そう、私たちは昨日も今日も明日も、
今この瞬間も命をかけて生きているのだ。
この意識、忘れず持っていたい。

さて、Netflixに入会しましょうか。


まだまだ暑いですね。

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