「誰のため」でもないレッスン~その1~

こんばんは。

ここのところ、ベテランのイントラさんのレッスンに参加させて頂いたり、

「インストラクター」としてではなく、いちユーザーとして仕事終わりにフィットネスを味わっている岸本です。(もちろん自分が入っている施設ではそんなことはしません。ちゃんとお金をお支払いしてリードする先生にも許可を頂いて参加しています。)

発端は、同業の先生が、勉強のため、そして、自分自身のリフレッシュのためにフィットネスクラブを利用されていたから。

その前に私は競技エアロとSTEP台からの転落で怪我をして、色々なことから手をひかざるをえなくなり、有酸素レッスンはできなくなりました。

加えて、競技エアロができなくなったことによって、かなり体重増加をしてしまい、このままではヤバイ!!と思い某ジムさんに入会したのです。

ですが、なにってかにって頑なに他の先生のエアロビクス(有酸素スタジオレッスン)だけは絶対に入らないと主張していました(笑)

ダンスは大好きなのとダンス指導は続けていたので、ちょこちょこダンス系プログラムには参加させてもらっていたのですが、そうなると「エアロビクスも楽しいよ」と教えて下さるわけです。

それに対して、私は超絶拒否っていました(笑)

絶対にエアロビクスは入りません、と(笑)

やりたくてもできなくなったエアロビクスレッスンに対して色々思うところがあったんです。

正直なところ、怪我をする前はエアロが大好きで大好きで、寝ても覚めてもエアロビクスという状態だったので、そこからの「無」は精神的にきつかったんだと思います。

「エアロビクスやSTEPは出ない」

ずっとそう考えていました。

ところが、その考えも色々な先生との出会いで、変わってきて、県内のキャリアのある他の先生のレッスンを受けたり、県外の先生のレッスンに参加させて頂いたり、リードをとる、ということだけでないフィットネスとの関りをもっています。

そこで、はじめて「お客様の目線」というのがわかってきて、「あー、そういうことだったのか」と気付いたことも沢山あります。

やっぱりキャリアのある先生のリードからは学ぶことも多くて、改めてフィットネスの素晴しさに気付くこともあり、自分が決めた「ここまでは頑張る」という着地点までは続けてみようかなと思っています。

自分自身のレッスンとは別に、身体を動かすことで、また違った世界をみることができて、勉強になっております。

お客様に時々「先生、○○で見たけど本物?」って言われるのですが、たぶん、それ本物です(笑)

そうそう、そういった「自主活動」の中で色々考えることもありました。

フィットネスの負の側面も見えてきて、私自身の課題として受け止めることも少なくないです。

本日はとっても信頼している後輩ちゃんと話をして、色んな課題に対して少しずつ答えが見えてきました。

私は受け手としても、リードをするインストラクターとしても、フィットネスという環境が大好きなんだと思います。

だから、誰一人悲しいとか苦しいとか辛い思いがないようなクラスをつくりたい。

「より安全に」「より効果的に」「より楽しく」とはどのインストラクターも共通する思いだとは思いますが、自分は常にそうあるために努力し続けているのか?と自分に問う一日でした。

頑張ります。

色々な活動を応援して下さる方のために、頑張ります。

↑頂いたチョコレート!

そうそう、少しタイトルとはかけ離れてしまったのですが、

今日は「フィットネス」は誰のためにあるのか、についても沢山後輩ちゃんと話をすることによって整理できました。

答えは「誰のためでもないよね」

だったのですが。

うん。まだまだ話したりないので、そのお話はまた今度。

↑歯が痛いポーズ(笑)