はじめてのリトモス~ダンサーさんwelcome(*つ´・∀・)つの話~

こんばんは。

今日はちょっと嬉しい話がありまして。

私が色々教えてあげていた若い子(フィットネス未経験、3歳からずっとダンスというベテランダンサーの子)が、あまりに私がリトモスを押すので(笑)

リトモスに興味をもって下さって(’-’*)♪

「そんなに楽しいんですか!!ぜひ体験してみたいです!」

と言ってくださったんですよ。

ちゃんと、私が入っているクラブさんのリストをメモってくれて、本当に体験してくれるみたいで。

え?本当にいいの?

そんな遠いところから来てくれるの?

え?まじで?まじで?リトモスやりたいの?

( ・-・)

…(* ̄ー ̄)

ウェーーーーイ(((o(*゚∀゚*)o)))

イヤッホーーーーー(*ノ゚Д゚)八(*゚Д゚*)八(゚Д゚*)ノ

って感じです。

世界中のボーイズ&ガールズにハグと投げキッスしたいくらい嬉しい岸本です。

いうなれば、いきなり歌いだすミュージカル女優のようなテンション。

おはよう、太陽さん、

おはよう、小鳥さん、

おはよう、鏡の中の自分。

ルンルルル\(^_^)(^_^)/

今日も一日ハッピーね、

の境地です(意味不明)

いやね、嬉しいんです。とっても。

私は、リフレッシュできたり、ストレスを発散できたり、自分の生活をよりよくするアイテムは「多ければ多いほど良い」と思っていて、

そのアイテムを増やすには何事も経験(知ること、そしてチャレンジすること)だと思っているんです。

一歩外に出て、色んな社会からの刺激をうけて、

そこから、自分自身の嫌なことを忘れるアイテムだったり、何か頑張ろうとする原動力だったり、

そうやって、人は少しずつ生きるための対処スキルを身に付けると思ってるんです。

だから、リトモスを知らなかった人がリトモスを知ってくれて、チャレンジしてくれることが本当に、本当に嬉しいんです。

あうかあわないかはわからないけれど、まずチャレンジ!

その人にとって、今後の人生の「強み」になるアイテムになるかどうかはまだわかりませんが、

とにもかくにも、「体験して」もらないとその良さもわからないままだと思うので、今回、「体験します」って言ってもらえたことが嬉しくて、嬉しくて。

楽しかったと言って頂けるよう、精一杯リードしなきゃな、と思いました。

でも、リトモスからダンスを知って、リトモスからダンスレッスンにも出始めたなんて話はよく聞いているのですが、(「フィットネスクラブ」→「ダンス教室」)

その逆は、わたしのまわりでは多くはなくて。

加えて、ダンス関係者はフィットネスに定着してないところもあるので(ダンスレッスンはずっと動き続けるわけではないので、ずっと動き続ける有酸素が体力的にきついというのと、ダンサーとして「動けるだろう」と思って参加したのに動けなくて恥ずかしくてやめたという話がダンサーあるあるだったりします。年齢層も違うので馴染めなかったりという話もあります。)

これは、責任重大だなぁ、と思いました。

ほんで、私も実はダンス→エアロの流れ(正確にはダンス→競技エアロ)の人なので、はじめて「エアロビクスレッスン」なるものに参加した時のことを思い出してみました。

そう、それは私が学生の頃…。

ダンスサークルも立ち上げて、ダンスを子どもたちや障害のある方(発達障害の方やダウン症の方など)に教えていた頃です。

とあるフィットネスクラブのエアロビクスにひょんなことから参加したことが「初エアロ」でした。

正直なところ、自分はダンス経験者ですし、スタジオに出てる方は皆さまは自分の親よりももっともっと年上の方ばかり。

第一印象。

ま、余裕でしょ。

でした。

スタジオレッスンは★で難しさが表されているのですが、星みっつ★★★いわゆる中級のエンジョイエアロに参加してみることにしてみました。

エンジョイエアロではなくて一番難しいやつの方に出たいなぁ。

私、若いし。

そんな風に思っていました。

余裕でいけるやろ、なんなら、前の方で動こうかな。他の人がいると邪魔かもしれないし。

ええ、そう思っていましたよ。

で、

で、

出てみたんですよ。

はい。

その結果…

ぎゃーーーー!!

なんなんじゃこりゃーーーー!!!

ぎゃーーーー!!

おねーさんら、右にキタァァァァァーーーーー!!!!

ぎゃーーーー!!

グレープバキンってなんぞーーーー!!

ぎゃーーーー!!

こっちくなーーーー!!!

ぎゃーーーー!!ぎゃーーーー!!ぎゃーーーー!!

むりーー!

まじむりーーーー!

ありえーーん!ぎゃーーーー!!なにやってんのーーー!わけわからん!ぎゃーーーー!!

ジーザス!!!!(´;ω;`)

いやね、いやね、まじでね、

ステップなにひとつできないんですわ(笑)

そもそも「グレープバキン」ではなく「グレープバイン」だし、

そもそも、ウォーミングアップの八の字にまわるところから、すっとこどっこいのタコ躍りですよ。

歩きながら深呼吸できないし、vステップ、Aステップさえわけわかめ。

そこに

いつものつけますよ!

とかいって手がつくわけです。

いつもの、とか知らんがな、

の境地ですよ(笑)

加えて、中級クラスだったので、まわるわ面がかわるわ、あっちやこっちや移動、移動、移動。

まじで、拷問。まじで、公開処刑レベルの苦しみですよ。

いや、ほんとね、

数時間前の自分をあやめたい。

もう、地中深く掘ってうめてやりたい。

「エンジョイエアロではなくて一番難しいやつの方に出たいなぁ。」

→あほすぎるわ!一番難しいのとか出てたら処刑通りすぎて、歴史に名をはせるレベルで恥さらしだったわ。

「余裕でいけるやろ、なんなら、前の方で動こうかな。他の人がいると邪魔かもしれないし。」

→邪魔なのはおまえだ。

いやまじで、やめてよかったー・゜・(つД`)・゜・

これ、やってたら本当に土にうまりたくなってたわ。

ってゆか、間違いなくあの空間で一番邪魔なのは

おまえだ、おまえ。

(T_T)(T_T)(T_T)

ってゆか、

本当に初心者が間違って中級クラスに入ってしまった時の精神的ダメージったらありゃしない!!!(笑)

エンジョイのエの字もなかったですからね(笑)

グレープバインの「ぶどうのツタ」云々の小ばなしさえ、

いいからはやく終わってくれ、いいから私をはやくスタジオから逃げさせてくれ、と泣きそうになってましたもん。

なんだよ、グレープバキンって、

なんだよ、ぶどうのツタって、

なんだよ、ぶどうのツタなんか見たことねーーわ!おめーはセレブリティか?

食卓にならぶぶどうとか普通にツタなんかついてねーだろ。

つか、ぶどうのツタなんかにちっとも似てねーーわ!

そんな風にその場の全ての人間を呪いたくなるレベルで

いい恥さらし

だったんですよ。

もうね、あの衝撃は今でも忘れられません。

自分じゃ考えつかない動きを、みんなが一斉にして、

なおかつ

フーフー謎の奇声をあげる人もいたんです。

しかも、そのイントラさんは

「声だしてーフー!」とか積極的に叫びだす、声だし強制派イントラさん。

半狂乱系イントラさん。

クールでたんたんとするタイプではなく、南米のかほりがする

フーフーイントラさん。

いや、

イントラとなった今はお客様の声だしは盛り上がるので本当にありがたいですし、自然と呼吸ができるのでいいことだと思うのですが、なんてったって20代前半の小娘ですよ。

フーとか

キェーとか

ヒャーとか

イヤァーーーー(*ノ゚Д゚)八(*゚Д゚*)八(゚Д゚*)ノ

とか、意味不明すぎて、

ジーザス!!!!

全くもって

なんの宗教ですか、

なんの先住民ですか、

なんの奉りですか、

この謎の儀式はいつまで続くんですか???(´;ω;`)

はやく私をおうちにかえしてーーー(T_T)

そんなレベルで異世界オブ異世界だったんです(笑)

そう、思い出してるうちにあの日の記憶が鮮明に思い出されて、恥ずかしさで死にそうです(笑)

ヒャーーー(///ー///)

と、まぁ、こんな風に、

ダンスをちょっとかじったくらいの小娘が出ていい領域とは違ったんですね。

今は、本当に大好きになったエアロも、

謎の儀式に思えたアームスも、

狂気の沙汰に感じた声だしも、

むしろ日常生活の呼吸レベルで当たり前になったのですが。。。

むしろエアロのラストパフォーマンス前の

「ラストォォーーー」

「フォー、スリー、ツー、カモン!!(キレ気味)」

の私こそ

お前、どうした

レベルでトランス状態ですならね(笑)

いや、あの時「エンジョイエアロ」初体験は、心砕けて、頭まっ白になって灰になりました。

同じ空間にいる全ての人間に謝罪したいレベルで、愛しさと切なさと申し訳なさで消え入りたくなって汗かくどころか心が涙で大洪水でしたから。

いや、まじね、

初心者のガチ初エアロの人が、何を間違ってか★★★のエンジョイエアロに出掛けたら

トレーナーさん止めようや(笑)

後悔するから(笑)絶体後悔するから(笑)

わー!

全然動けなかったし、なんなら何度も人にぶつかりそうになったけど、はじめてエンジョイエアロにでて、イントラさん可愛かったからまたレッスン出てみよう、全然動けなかったけど。

ねーーーわ!(笑)

明らかに自分だけ動けてなくて、両隣の人動きにくそうになってるし、なんなら自分だけ動けてなさすぎて下手したら前のイントラさんより目立ってるレベルだし、汗かくどころか恥ずかしさで心臓止まりそうだったけど明日もエアロビクスでてみーよう♪

絶体、ねーーーわ!

あはは。

だからですよ、だから。

ダンスの子が「はじめてフィットネス」

「はじめてリトモス」に出てくれたら、どんな風に感じるのか、楽しみでもあり、不安でもあり…

とにもかくにも、できるだけ心砕けてしまわないよう、わかりやすいリードを心がけたいなって思いました。

すごく、楽しくてエキサイティングなプログラムだと思っています。

そして、ダンスの子が入って、もしかしたら、エアロも楽しいって思ってくれるかもしれない(’-’*)♪

いきなりエンジョイエアロにでて土に還りかけた私と違って、

わー!エアロビクスって楽しいんだって思ってもらえるかもしれない。

そうだったら幸せ(人´ з`*)♪

リトモス、好きになってくれるといいなぁ(人´ з`*)♪

はじめまして、こんにちは、リトモスの方へも、楽しくて素敵なプログラムって思ってもらえるよう、頑張ります!

(今回のトラックでは岸本比較的レゲトンディスコで奇声をあげるので気を付けよう(笑))


「良いインストラクターがいないの件」その2

「良いインストラクターがいないの件」の投稿に、シェア、コメント、沢山の反応をありがとうございました。

レッスンでも「ブログ読んだよ」とお客様にも反応頂いて嬉しかったです。
ありがとうございます。

まぁ、よく考えたら、私は、ノンタイトルですし、難度の高さが求められる上級エアロ、上級ステップなどのレギュラーをもっていない上に、集客力が良いわけではないので、

あれ?

「人間、顔じゃなくて中身だよね!」は

顔面、神様に愛されて造形されたタイプの人間がゆってこそなんじゃね?

(@゜▽゜@)

ノンタイトルの私が言っても負け犬の遠吠え感でてない?
えっ?えっ?えっ?大丈夫?

と思ってしまったわけですが(笑)

んもー。負け犬って思ってしまうそれ事態が、「こういうイントラが素晴らしくて、そうでないイントラが無価値」思想に染まっていてダメだなぁと反省しております。

そういうのないから!(笑)

そりゃ、集客が良いインストラクターが「人気」で「多くの人の幸せに貢献している」のはよくわかりますが、
集客が悪いから、もしくはある条件にあてはまらないからという一つの側面で、インストラクターとして無価値とかそんなこと

絶っ対に無いから!(笑)

加えて、私は、難度の高いレッスンを否定しませんし、コンテスト等でタイトルをとられた先生を尊敬しています。集客力のある先生も尊敬しています。
「できない」より「できる」方がいいですし、そこを目指す努力をしている仲間に私も力を貰っています。

じゃ、何が言いたかったかというと、
できない人間(この場合、フリークさんのニーズを満たすことはできないけれど、他に魅力があるイントラ)を否定してほしくなかっただけなのです。

トップに人気があって、フリークさんうけもよい一部のインストラクター以外の存在を否定したくなかっただけなのです。

それも、「お客様」というより、私含めた「インストラクター」自身に否定して欲しくなかったのです。

誰かより誰かが集客がいいから、誰かより誰かが偉いとか、そんなもん

あるわけねぇ!!

どんな条件だろうと、比べることに意味なんかないと思うのですよ。

誰かよりも集客が悪かろーと、

フィーが少なかろーと、

本数が少なかろーと、

そこを比べて、どちらが上でどちらが下で、とかないと思うのですよ。

インストラクターは競争相手ではなく、同じ地域や社会において、手を取り合って健康へと導く同士であるはず。

私のレッスンに出てくださったお客様が「○○先生のレッスンに出てたから今日のもついていけたわ」と言ってくださることだってありますもん。

はじめてエアロで誰かがステップを教えてくれていたり、普段のレッスンで体を動かす習慣へ導いて下さっているから、自分のレッスンも楽しく皆で動けるわけで。

インストラクター同士、変な敵対心、競争心、もつ必用なんてナシ、ナシ、ナシ。

仲間であって、競争相手なんかじゃない。

かりに、他のインストラクターより秀でていたからといって、それがなんぼのものだろうか、と。

トップのイントラさんと自分の違いに悩むことは、技術の向上に繋がるのである程度は必要かと思うのですが、

だからといって、自分のイントラとしての存在価値まで否定するのはやりすぎですな。

加えて、どんなに集客が悪かろうが、どんなにお客様から不満の声があがろーが(笑)
レッスンを与えて貰え続けている以上、誰かに必要とされて人前に立ち続けることができている以上、それは、そのクラブ(や地域)にとって、有益な存在だと思いますし、

人前に立ち続けている限り、インストラクターとして価値があると思っています。
ご高齢の方に丁寧に「はじめてエアロ」を行える先生や、人がなくなる時間帯にレッスンを持たれてる先生も、素晴らしいと思っています。
そういう先生がいないと、フィットネスクラブは成り立たないですし。
色んな人間が、色んなところで関わってくれて、成り立っているのがフィットネスクラブ。
そこに優劣はないし、レッスンの名前の「初級」「中級」「上級」はイントラのレベルを格付けるものでもないと思います。

苦笑。

通常モードでは、よくわかっているのに、色々なストレスが重なると、
時々、大事な何かを忘れて、自分をせめてみたり、無気力になってみたり、ネガティブになってみたりするんですよね(笑)
だから、

自分以外の誰かの健康に寄与できていることが大事なのであって、人気のあるなしは関係ない、

という気持ちを忘れたくなくてブログにかきとめました。

そう、自分は人気者になりたいからイントラをしているわけではなく、誰かの健康のために活動したくてイントラをしているわけで、そこを忘れたくないなぁ、と。
でも、人気がないことは(この場合集客が悪いことは)自分の活動(努力)の結果を否定的につきつけられているようで、さらに、声の大きなフリークさんの否定的な言葉はぐっさりと突き刺さってくる時があるんですよね。

もうね、どうして、こうも自分を否定する言葉は胸に残りやすいのか(笑)

そりゃねー、私も、インストラクターなので誉められますよ。

レッスンだって、「楽しかった」の声、今まで沢山頂きましたよ。

ええ、ありがとうございます。

本当に、そういったひと言ひと言、

ラップに包んで冷凍保存したいくらい嬉しいです。

でも、

一人の否定的な言葉はなんてこうもグッサリと胸につきささるのか。

そういうストレスにさらされ続けると、

何のためにインストラクターをしているのか、時々、混乱して、ひたすら難度をあげることだけを考えてしまったり、どうにかこうにかして集客をよくすること(フリークさんへのアプローチ)だけを考えてしまうことがあるんです。

だから、自分への戒めとしてブログをかきました。

イントラという仕事の意義や醍醐味は、自分以外の誰かの健康のために活動できること。
それは、トップの人気がある先生にしかできないわけではないし、

そもそも通常のイントラは体を動かすことがすきで、そんな活動を通じて誰かを幸せにできることにやりがいを感じているはずで(笑)
トップになるために働いているわけではないと思います。
私もそうですし、自分たちが達成できている「お客様の健康に関わらせて貰えている」ことに誇りをもって、これからも活動したいと思っています。

はい。

頑張りますよ、ええ、気を引き閉めて。

まだまだブレブレで、
八方美人。

フリークさんにも、そして、初心者さんにも、と欲張りで、
求められるものが異なるどちらの属性の方にも楽しいレッスンを提供したいという無謀な気持ちもまだ存在します。

色々諦められない気持ちもあって、できないことは、悔しく、悲しく、寂しく思うこともあります。
でも、この今の気持ちも、謎の努力も、きっと何かに繋がって無駄になることはないと思うので、これからもしゅんとなったり、凹みながら、試行錯誤でやっていこうと思います。
今はどんなレッスンも精一杯、「自分のレッスンに出てくださるお客様」をしっかりみて進みたいと思います。

あぁだ、こうだ、言いましたが、

お客様に、いつも私の方が力を貰っていますし、

この間もいつもは夜のレッスンにしかこられない方が、たまたまお昼のレッスンに出れるとのことで、レッスン前にダッシュで駆けつけて下さり、本当に嬉しくて、明日への力を貰えました。

若輩者の私ですが、エアロレッスンもっともってよ!なんてお声も頂いて、自分が楽しいと思ったものを伝え続けてよかったな、と感じた今日この頃です。

幸せな活動をさせてもらっていると思います。大好きなものを、大好きな人達と共有して、お仕事できていること。感謝の気持ちしかありません。

プレコリオレッスン(リトモス)に関しても、まだまだ取得したばかりで、お客様に育てて貰っています。

引込み思案な私がいつも笑顔で人前に立てるのはあたたかいお客様のおかげです。

色々な方から頂いた優しさを、レッスンでお返しできるよう、これからも頑張ります。

長い文章にお付き合い頂き、ありがとうございました。


「良いインストラクターがいない」の件

こんばんは。

夜のエアロレッスンが終わり、お客様と色々お話して明日への元気を貰った岸本です。

そうそう。

タイトルの件ですが。

お友達イントラさんが、「ここのクラブには良いインストラクターがいないってきいてきたんですけど」みたいなことを言われた、という話をSNS上でしておられて。

そこから「良いインストラクター」って何だろうね。

っていうことをしばらく考えた岸本です。

「良いインストラクター」どうのこうのの話題は、私も同じようなことを言われたことがあって。

で、その方がさす「良いインストラクター」というのは、

「難度の高いエアロ(もしくはステップ)ができること」「県外でイベントができる位活動の幅が広いこと」「集客力があること(レッスン前の長蛇の列や有料レッスンでの集客力ならびにイベントチケットのはける速さが速いこと)」「コンテストなどで入賞していて知名度があること」ということだったんだと思います。

もちろん、上記の条件にあてはまるイントラさんは私も尊敬しますし、そういった実力のある先生は、私も単純に凄いなと思っています。

でも、ここで言われている「良いインストラクター」さんはあくまで「有酸素レッスンにある程度慣れていて、フィットネスのことが大好きで、わざわざ有料のレッスンにも参加して、なんなら楽しいレッスンのために県外まで遠征してしまう」人にとっての「良いインストラクター」さん。

いわゆる「フィットネスフリーク」さんにとっての「良いインストラクター」さん。

それ以外の物差しではかった「良いインストラクター」という概念もあるはずなんです。

けれど、その「フィットネスフリーク」の方の声はとても大きくて、私も知らず知らずのうちに、その影響を受けてるんじゃないかなって反省しました。

私は、少しでも“良い”インストラクターになりたい、と思っています。

今日よりも、明日、明日よりも明後日、少しでも良いレッスンを提供したいので少しでも成長したいと思っていました。

その思いは、ピュアに

“良い”インストラクターになりたい、

んだと思っていました。

でも、件のやりとりの中で、

私は、

「“フィットネスフリークさんにとっての”良いインストラクター」になろう

、そうならなきゃいけない、と思い込んでいたんじゃないのかな、と気付きまして。

加えて、そこにうけない自分はだめだし、はやくそこにうけるイントラにならなくちゃ、と思っていたんだと思います。

そりゃ、そうですよね。

「あなたの入っているクラブ○○には良いインストラクターなんていないじゃない」なんて、フリークの方に言われたら。

自分よりもエアロなどの歴があり、自分よりも他の先生のレッスンにも出て、なんだかエアロビクス評論家のように色んな先生のレッスンについてコメントできる人に批判されたら。

そういう風に尖った意見を言われる人達にも、なんとか認めてもらわなくちゃ、だめと言われた部分をなんとか改善しなくちゃ、

って、思うのが人間(笑)

だから、その価値観通り、

「私も難度の高いエアロができるようにならなきゃ」

「イベントをしたら、集客できるようにならなきゃ」

「コンテストなんかにもチャレンジしなきゃ」

どんどん、どんどん、「○○すべき」という気持ちがわいてきて、

それ以外の「良いインストラクター」になるための努力を考えもせず、ひとつの見方だけに「良いインストラクター」感を狭めていたんじゃないかなって思ったんです。

フリークの方の価値観、

「難度の高いエアロやステップができる」

「集客力がよい」

「積極的にイベントをやる」

「コンテスト入賞」

それが、絶対的な正義かのように影響を受けてるんじゃないかなって反省したんです。

もちろん、そこを目指すことは悪いことではないですし、

そこを目指して努力されている先生はたくさんいると思うので、それは素晴らしいことだと思います。

でも、

おそらく、私は、そこへ到達することは難しいんだろうなと感じていて(笑)

でも、

そんな自分も認めてあげてもいいんじゃないだろうかと思っているのです。

フィットネスフリークの方はフィットネスクラブに通われている一部のお客様。

その、一部のお客様の、

一部の価値観にとらわれる必用なんてない、んだろうなと。

はい。

そんなこんなで、色々考えた一日でした。

全てのお客様が満足するようなレッスンをするのは難しいし、

ある人が「よくない先生」と言った先生が別の誰かの「大好きな先生」である可能性はひくくはなくて。

だから、自分は自分らしく。

これからもレッスン頑張ります。