「ずっとそこに存在し続ける」ことの大切さ

こんばんは。

春の代行パン祭りが無事おわり、そろそろ通常営業に戻ろうとしている岸本です。

はい。

施設さんの方でもう発表になりましたので、ようやっと話題にできますが、岸本、いくつかレギュラーレッスンに変更があります。

新しく受け持つクラスもあれば、抜けるクラスもあります。

レッスンの変更に関して、通常は4月に大きな変更があるものなので、びっくりされた方も多く、さようならになってしまう時間帯の方は、わざわざ沢山の方が復帰希望の声をあげて下さいました。

「先生のレッスン出れないならこのクラブ辞めますよ」なんておっしゃられる方もいて、あぁー、レッスン楽しんでもらっていたのだな、と思い、ぐっと耐えてはいましたが、涙腺にきました。

ありがとうございます。

毎回、毎回、どうすれば楽しさが伝わるのか、悩んで悩んで、先輩からもアドバイスを沢山頂き、試行錯誤していたクラスばかりです。

一時期は迷走していて(笑)

「憧れの先生に寄せていったら皆様に楽しんで貰えるんじゃね?己を殺してクールでかっこよく期」

←三回くらいで止めた(笑)

「とにもかくにも入って下さい、ごりマッチョな貴方もおじーちゃんも、皆で出れば怖くない、集客の鬼期」

←まじで迷走。そして、迷惑。

「まずは外見から!毎回ウェアは勝負服!誰よりも目立つよ!孫にも衣装期」

←ちょっと張り切りすぎて柄に柄あわせすぎた時も(笑)

「腹が減っては戦はできぬ、とにかく食べるよ、ほっぺにミートパスタ期」

←食えば元気がでると思い込んでいた(笑)

を経て、

「自分らしさが一番大事。

自然体かつ笑顔で

レッスンの楽しさを

お客様と一緒に味わおう期」

に落ち着きました。

大好きなリトモス、大好きなエアロビクス。

来て頂けることに感謝して、

大事に大事に。

私らしく、楽しさを表現して、

皆様が好きだと言って下さった笑顔を

自然に出していこう、

そういう風に思うようになりました。

お昼のお客様、夜のお客様。

私が素敵だと思ったフィットネスのプログラムで、誰かの力になることができるなら、こんな素敵なことはない、と思い、

心の底からその「時間」や「場所」を大切にして過ごしてきました。

ありがとうございます。

レッスンだけではなく、

レッスン開始前、レッスン終了後、お客様から沢山の言葉を頂いて、いつもいつも明日への元気を貰っていました。

お優しいお客様ばかりで、いつも励まして貰って、いつも誉めて下さって。

恥ずかしがっていましたが、

インストラクターをしていなければ言われなかったような誉め言葉も頂き、

有り難く感じていました。

私がトレーナーとして、トレーニングをみさせて貰った方に、「実は私、エアロビクスのインストラクターなんです。エアロビクス楽しいですよ。とくにこの先生のエアロはわかりやすいし、オススメです」

と他の先生のエアロをオススメし、

その方が時間を経て私のレッスンに出てくださるようになり、

「皆勤賞狙ってる」と、本当に私のエアロを好きになって下さった時、

私、エアロビクスのインストラクターをしていて良かった、

本当に良かった、と涙が出そうなくらいに嬉しかったのを今でも覚えています。

過去(本当にかなり昔、他県にいた頃ですが)、「あいつエアロ下手くそ」と言われ、怪我もし、

一度はおりたエアロビクスレッスンでした。

でも、本当に大好きな種目でしたし、

今思うと、「嫌い」になりたくないと封印したレッスンだったように思います。

こうやってまた、エアロビクスレッスンを出来るようになり、本当に良かったと思っています。

素敵な時間をありがとうございました。

夜遅いのに、走ってレッスンに来て下さった皆様。

楽しい!と他のクラブのお客様にまでお話して下さった皆様。

私のキューマネをして笑って下さった皆様。

本当にありがとうございました。

私も、凄く楽しかったです。

暖かい皆様がいてくださったからこそ、

もう一度、私は胸をはって言えます。

「私はエアロビクスのインストラクターです」

「エアロビクスが大好きです」と。

これからも、ずっとずっと、エアロビクスを好きでいて下さいね。

リトモスレッスンに関しても、

一時期は集客に悩み、いっぱいいっぱい、いっぱいいっぱい先輩に話をきいて頂きました。

大好きなプログラムなのに、

絶対楽しいプログラムなのに、

どうやったらこの楽しさが伝わるんだろう、

そう思って、ずっとずっと、寝てもさめてもリトモスのことを考えていました。

他の先生と比べ、凹んだり、落ち込んだり。

なぜ、他の先生にはできるのに、自分にはできないのだろう、とどつぼにはまっていきました。

苦しくて、悲しくて、悔しくて、

リトモスのOTになったらいけなかったのかな?なんて言葉が頭によぎることもありました。

でも、皆様の笑顔をみて、今では、

「楽しさを伝えられてるな」

「そうだよね、リトモス楽しいよね、うんうん」

なんて思えるようになりました。

「大好きなプログラムになりました」と言って頂いた時、

嬉しくて、嬉しくて、日記(紙ベースの(笑))に書いてしまったのを覚えています。

もっともっと、もっともっと楽しさを伝えられるよう、精進します。

まだまだ、まだまだ、レベルアップします。

時間帯は変わりますが、ぜひ、またこの素敵なプログラムを受けに来て下さい。

私も、大好きで、大好きで、リトモスの曲をきいただけで心が踊ります。

これからも、一緒に楽しみましょう。

時間帯の都合で、もう、お会いすることが出来ない皆様。

「さようなら」が決まった時、

やはり、寂しく思いました。

おひとり、おひとりの顔が目に浮かんで、

楽しみにして下さっているのを感じていた分、「ごめんなさい」と心で呟きました。

「ごめんなさい」

そして、

「ありがとうございました」

私が大好きなものを、好きになって下さり、ありがとうございました。

どうか、これからも「フィットネスを愛して」下さい。

私が大好きなフィットネスクラブで、素敵な時間を過ごして下さい。

そして、いつまでもお元気でいて下さい。

私も、ずっとずっと、インストラクターとして、素敵な空間が提供できるように頑張ります。

ずっと、ずっと、ずっと、頑張り続けます。

また、きっと、どこかでお会いできるのを楽しみにしています。

「さようなら」ではなく、

「またね」で。

お別れ、ではなく、

新しい、スタート、で。

5月からも、素敵なフィットネスライフを過ごしましょう。

本当に、本当に、ありがとうございました。

「大好きです」

岸本さおり