臨床心理士としてみた「治療ツール」としてのフィットネスクラブ(その①)

こんにちは。

臨床心理士×フィットネスインストラクターの岸本さおりです。

私はずっと心理臨床(精神疾患、精神障害をもつ方への治療)に携わってきたので、

キャリアも自信も臨床心理士の方があります。

だって膝故障してたんだもん。(苦笑)

フィットネスが心にも良い影響を与えるという意味プラス、治療プログラムとして使えないか、ということを常日頃から考えています。

フィットネスや運動の治療効果については少しずつエビデンス(科学的根拠)も見当、蓄積されてはいるものの、

ダンスにしろ、エアロビクスにしろ、フィットネスにしろ、その構成要素が多岐にわたるので、統制しにくく

「何が」「何に」効果をもたらすのか、についてきちんと見当できているか、というと

まだまだ課題が山積みだな、と思います。

先日も学会で(デイ・ケア学会だと記憶しています)海外の先生がデイ・ケアでの治療ツールとしての運動について話されていたのですが、

質疑応答タイムで「じゃ、具体的には何が治療に役立ちますか?」と聞かれた後に

「んー。ズンバかな」ってポロっと話されていたのですが、

会場内ポカン。

ズンバってなんぞ、の空気感はんぱなかったです(笑)

ズンバはズンバだよ!

といって一人一人にズンバとは何かを説明したい勢いにかられましたが、そんなもんです。

臨床家でヨガときいてピンとくる人は多いのですが、

ズンバのみならず、リトモス、バレトン、ステップ、その他フィットネスプログラムを認知している人はどれくらいいるのだろうか、と思います。

エアロは多分「あー、はいはい、レオタードで運動するやつね」的な認識でしょうね。

私は悲しい!!

膝を故障してからは、ほそぼそとダンス指導をしてきましたが、

人生の大半をフィットネスクラブと共に過ごしてきたし、

凄いショックで悲しいことも、

凄い嬉しくて幸せに感じたこともフィットネス中心に生起していました。

指導をして下さっていた先生との師弟関係での出来事で、私は大きく成長したと思っているので、

本気でフィットネスは人の人生を変えると信じてます!

親でもないのに、あそこまで叱られたこともなかったですし、
恋人でもないのに、あそこまで他人を尊敬したこともなかったですしね。

もちろん、お客様とのやりとりでも大きく成長しております。

はい。大きく成長しすぎて、
ちょっと巨大化しすぎです。
ゲフンゲフン(咳き込み)

だから、もっともっと啓発活動しなきゃならんのんだと思いました。

フィットネスユーザーは日本人のたったの数パーセントです。

こんなに素晴らしい空間はないのに!

こんなに素晴らしいプログラムはないのに!

アイラブフィットネスクラブ!!

アイラブフィットネスプログラム!!

もう、義務教育に組み込んでほしいくらいフィットネスクラブが大好きです(笑)

だから、私は治療的側面からどんどんフィットネスクラブを啓発していこうと思っています。

私の担当した患者さんでフィットネスクラブを推された人はチラホラいるはず(笑)

長くなりました。

ちょっとテンションあがりすぎたのでクールダウン。

ラムレーズン!

期間限定らしいです。

はい。フィットネスの治療的側面についてはまたまとめます。

これから来月(4月~)のエアロのCDどれにしようか悩みます。

コリオはできたぜ!

(さっき(笑))

サークルも素敵ですし、スポーツ教室も素敵。

公民館での運動も、病院や施設での運動も素敵だと思います。

色んな場所で色んな素敵、を色んなインストラクターが伝えていく。

私はフィットネスクラブと治療の現場で。

運動の大切さ、素晴しさを他の誰かに

「伝えていく」作業は

一人ではできないこと。

色んな場所で色んな方が頑張っている、と思うと私も頑張ろうって思えます。