傾聴

フィットネスインストラクターの穂積典子です

 

今日は母とお出かけ 、といっても通院ですが

一昨年から初期の認知症治療薬の治験に参加している母は、定期的に都内の認知症専門のクリニックで診察や検査を受けています

通院といっても、どこか痛いとか具合が悪いわけでもなく、病院の後のランチを2人ともいつも楽しみにしています

今日は思ったよりも早くクリニックを出られたので、クリニックから車でひとっ走りの父の墓苑にお参りした後、地元の回転寿司でランチ

そのあとは近くのしょうぶ沼公園を散策

 

まだ見頃には少し早かったけど、暑くも寒くもないちょうど良い散歩日和でした

 

実家に戻った後は買ってきたケーキでお茶しながら、母とたわいもないおしゃべりタイム

大抵こういうおしゃべりをしていると、いつのまにか昔の話に話題がいって、私はひたすら聞き手に回ります

年寄りあるあるの昔の同じ話を何度もする

まあ、それに近いのですが、でもよく耳を傾けると、毎度毎度新たな母の一面知ることにもなるのです

今日は初めて母の大学の卒論のテーマを聞きました

家政系の大学の児童学科だった母は、小学校のクラスでリーダー的存在となる子供の資質や背景について調べたとのことでした

これは初めて知ったことで、もし手にすることができるなら、その母の論文を読んでみたいと思いました

また昔の話が始まった

と、右から左に聞き流していたら、絶対に知り得なかったこと

傾聴って、大事なんだと改めて実感

 

母とのこんな時間が、少しでも長く続いてくれるなら、私はひたすら耳を傾けたいと思います


あれから一年

フィットネスインストラクターの穂積典子です

 

一年前の今頃、こんなことがありました

https://yumeblo.jp/norimon/2024/archives/3506

あれから一年がたち、今日その研究成果を発表する成果報告会が行われました

初めて作ったこのA0サイズの巨大ポスター

盛りだくさんの内容を5分にまとめての口頭発表

何とか伝えるべきことは伝えられたと思います

前代未聞のネコとヒトの健康づくりをテーマにした研究だったので、やはり注目されていたようです

最後の評価委員の先生方からの総評でも、取り上げていただきました

 

 

 

 

 

 

 

一年間の研究期間の成果を発表し終えて一段落

ですが、実はこれでは終わりません

この成果報告内容を、9月に滋賀県で開催される第79回日本体力医学会大会に発表演題として登録しました

学会は直近では2021年に体育スポーツ健康学会でオンラインでの発表をしていますが、対面での発表は6年ぶりです

今からその緊張感を楽しんでます(笑)


思い出を永久保存

フィットネスインストラクターの穂積典子です

 

先日、3月末で卒業したティップネス船橋店の仲間からもらったお花

10日ほど飾って楽しんだ後、さよならしましたが、その中に青く染色されたカーネーションがあり、いい感じにドライフラワーのようになっていたので、乾燥剤と一緒に空き缶の中にしばらく入れておきました

そして、ハーバリウムにしてみました

 

 

 

 

 

 

 

それだけだと寂しいので、同じ青系の花材を足しました

これで永久保存品?

大切な思い出は、少しでも形に残しておきたいので(笑)


旧友

フィットネスインストラクターの穂積典子です

 

先月で24年半レッスンしていたティップネス船橋店を卒業したのは、先日のブログで触れました

https://yumeblo.jp/norimon/2025/archives/3630

その船橋店で24年来の仲間であるインストラクター、スタッフの友人がお疲れ様の会を開いてくれました

まだティップネスと合併する前の、レヴァン船橋時代からの仲間です

普段はそれぞれのレッスンの曜日にしか行かないので、めったに会うことはなく、10年ぶりくらいに顔を合わせた人も

それでもこうして集まってくれる仲間がいることに、改めて船橋店でレッスンしてきてよかったと思います

慶應の非常勤講師を引き受ける決心をするとき、一番の心残りだったのは、もしかしたらこの仲間と離れてしまうことだったかもしれません

それくらい、普段一緒にいることは少なくても、心のつながりがあったのだと、改めて感じました

よい仲間と出会えたレヴァン船橋に感謝です


決意

フィットネスインストラクターの穂積典子です

 

新年度が始まりましたね

今年は年度替わりとともに、私のスケジュールもかなり変わりました

この3月で毎週金曜のティップネス船橋店でのレッスンを終了しました

2000年10月からのスケジュール、まだ合併前のレヴァン船橋の時からで、24年半、一番長く続けたクラブです

その頃からずっとレッスンに参加してくださる会員さんも何人かいらして、お互いに同じように歳を重ねてきました

それだけに辞めると決心するにはそれだけの理由が・・・

 

今年度から慶應義塾大学の非常勤講師として、エアロビクスの授業を金曜日に担当することになりました

このお話をいただいた時は、即答できずに少し考える時間が必要でした

大学の非常勤講師としては、2011年から國學院大学の人間開発学部健康体育学科の授業を担当していますが、これは体育系の学生向け専門実技の授業で、将来のフィットネス指導者を育成するという私なりの目的があり、引き受けました

私自身はフィットネスクラブでのレッスンを主体として活動したいという気持ちが強かったので、それ以上あまり大学での仕事は増やしたくないと思っていました

2015年から5年間は、昔お世話になった先生からのご依頼で日大薬学部でフィットネスの授業を担当していましたが、これは5年という期限付きの契約でした

その後はまたフィットネスクラブ中心に、さらに市の介護予防運動教室なども加わり、指導対象はかなり高齢者寄りとなっていました

クラブの会員さんの中には後期高齢者の方も珍しくなく、たまに「何歳までエアロできるかしら」などというお声を耳にします

それは私も同じで、あと何年エアロやステップを教えていられるだろう?と考えるように

その限られた時間の中で自分がやりたいこと、やるべき使命だと感じていること

それは次世代のエアロビクスインストラクターを育てることだと気づきました

インストラクターの育成や教育には、日本フィットネス協会のディレクターやエグザミナーとして関わってはいますが、それは主にスポーツ系の専門学校や大学の資格認定試験や、資格取得後の教育などで、必ずしも全員がインストラクターを夢見て資格試験に臨んでいるわけではありません

かつて私たちが、インストラクターになりたい!と思ってその道を選んだように、今の若い人たちに、エアロビクスって楽しい、これをたくさんの人に広めたい、と感じてもらうために自分に何ができるかを考え始めていた時に、慶應義塾大学での非常勤講師のお話を紹介されました

慶應での授業は一般教養としての体育実技ですが、若い学生たちにエアロビクスの楽しさを伝えることは、エアロビクスが次世代へと継承されていくことにつながるのではないかと考え、お引き受けすることにしました

 

最近は指導者も参加者も高齢化が進むエアロビクスの若返りを目標に、エアロビクスが次世代に継承されていくのをしっかり見届けるまで、もう少し頑張ってみます