「音楽」カテゴリーアーカイブ

坂道アイドルに教わる人生訓

フィットネスインストラクターの穂積典子です

 

毎週水曜9:30〜10:15、つくば健康増進センターACTで担当しているレッスン、フィットネスダンスでは、J-Popなどの日本のヒット曲に振り付けたエアロビクスを楽しんでいただいています

今月は、季節柄さくらや卒業にちなんだ曲にしようと、YouTubeや音楽配信サービスのプレイリストを色々と視聴していると、わりと頻繁に登場するのが、いわゆる坂アイドルグループの曲でした

その中から今月は、櫻坂46の『桜月』を選びました

その選曲作業の過程で、普段あまり聴かない坂アイドル、櫻坂46はもちろん、乃木坂46や日向坂46の曲をいろいろと聴きました

その中で気づいたことが

 

私の中ではアイドルソングといえば、ほとんどが恋愛を歌ったもの、しかも女性アイドルなら女性目線で歌っているのが普通だと思っていました

事実、懐かしの昭和アイドルはみんな一人称が「わたし」

 

ところが、よく歌詞まで聴いてみると、坂系アイドルの曲の一人称は、意外にも「僕」が多いのです

それも、恋愛を歌っているというより、生き方を歌ったような歌詞が多く、聴きながら

そうだね、と共感させられる内容が少なくありません

 

桜坂46「桜月」より

 

大人になって夢や理想が思うようにならなくなっても

あんなに美しい散り方ができたらな

https://www.youtube.com/watch?v=zKLgrxHDgls

 

乃木坂46「きっかけ」より

横断歩道 渡って いつも思う

こんな風に心に 信号があればいい

進みなさい それから 止まりなさい

それがルールならば 悩まずに行けるけれど・・・

https://www.youtube.com/watch?v=6W8mmtgeOzY&list=RD6W8mmtgeOzY&start_radio=1

 

自分の娘のような世代の子たちから、大切なメッセージをもらっているような気がします

 

 


椅子つながりで・・・

フィットネスインストラクターの穂積典子です

 

昨年末、ポストにこれが投かんされていました

”いすに座っておどるバリアフリーダンス”という言葉に興味を覚えました

私自身も、5年前から介護予防の運動指導に関わる機会が増え、椅子に座ったまま行うエクササイズプログラムを数多く考案してきました

開催場所は自宅から歩いて10分もかからないところなので、体験しに行ってきました

参加していたのはほとんどが地元の方々のようで、パッと見は私も含めて中高年の男女半々くらい、車椅子に乗った娘さんとそのお母さんも参加していました

そして、スタジオにはクラリネット奏者の方がスタンバイしていて、今からエクササイズをするという雰囲気は全く感じられませんでした

そして、ダンスと言うとつい私たちは、インストラクターの動きを見本にして動くと思いがちですが、今日のダンスはその大半が目を閉じたまま行われたのです

クラリネットが奏でる柔らかな音色と、ナビゲーターの市川まやさん、長澤あゆみさんの語る言葉だけを頼りに自由に体を動かすのは、『見て真似る』これまでのダンスの常識を覆すものですが、目を閉じているからどう見えるかなんて気にせずに、思いのままに体を動かすのが心地よく、あっというまの一時間でした

どこに効くとか、どの機能が改善するとか、職業柄いつもそういうことばかりが頭をよぎってしまいますが、今日ばかりはエクササイズ理論とは切り離して、身体を動かすことを楽しみました

次回もまた参加したいと思います

いまここダンスの詳細は、こちらからも

https://www.facebook.com/profile.php?id=100093834923156&mibextid=LQQJ4d&rdid=XqltkdHmDUmUqqrD&share_url=https%3A%2F%2Fwww.facebook.com%2Fshare%2F14jrASdYLdv%2F%3Fmibextid%3DLQQJ4d#

 

 


夏ソングでフィットネス

フィットネスインストラクターの穂積典子です

 

8月に入り、猛暑がパワーアップしてますね

そんな暑い夏だからこそ似合う音楽というのもあります

今年で5年目となる、毎週水曜につくば市の健康増進センターACTで担当しているフィットネスダンスのクラスでも、毎年8月はみなさんが知っている(はず?)の夏ソングでレッスンをしています

フィットネスダンスとは、私も所属している日本フィットネス協会の顧問であり、東京大学名誉教授 の宮下充正が提唱した、日本の楽曲に健康体力づくりを目的として振り付けをしたダンスエクササイズです

これまでの8月の選曲を振り返ってみると

2018年 真夏の夜の夢 / 松任谷由実(1993)

2019年 君たちキウイパパイヤマンゴーだね / 中原めいこ(1984)

2020年 シーズン・イン・ザ・サン / TUBE(1986)

2021年 さよならのオーシャン / 杉山清貴(1986)

なんか昭和に偏ってますね(笑)

唯一平成に入ってからの曲、「真夏の夜の夢」も、リリースされたのは平成初期の1993年です

まあ、私の年齢からして、10〜20代の頃に流行った曲というのが,馴染み深いというのも理由の一つですが,このクラスではなるべく曲の新旧に偏りが生じないよう、昭和から令和までの各年代、バランスよく選曲するように努めています

たとえば、今年の選曲は

1月 I believe / 華原朋美 1996年

2月 ガッツだぜ / ウルフルズ 1996年

3月 千本桜 / 小林幸子 2015年

4月 浪漫飛行 / 米米CLUB 1990年

5月 Hot Stuff / JUJU 2014年

6月 More Than Word / MAN WITH A MISSION 2022年

7月 君に胸キュン / YMO 1983年

と,昭和から令和まで幅広い年代の曲を使用してきました

その中でやはり昭和ソングを選んだのは先月、なんと39年前の夏にヒットした通称YMO、イエローマジックオーケストラの解散直前の曲のです

なぜか、踊れる夏ソングというと、昭和から平成初期の曲しか頭に思い浮かばず・・・

選曲には一応条件があります

まずは8カウントのリズムの曲であること

これはエアロビクスで用いる音源と同じであることが絶対条件になります

そして、エアロビクスとして踊りやすいのテンポであることです

125~145bpmくらいのテンポの曲だと、±5%程度のスピードコントロールで、ローインパクトのエアロビクスに最適な130台のbpmになります

それから、いわゆるAメロ、Bメロ、サビの楽曲構成がはっきりしていること

各フレーズにそれぞれ振り付けをしていくので、メロディーの違いが明確なフレーズで構成されていると、それぞれのフレーズにその雰囲気に合った振り付けができます

そして、曲の雰囲気や歌詞の内容が前向きで明るいもの、元気になれるもの、エネルギーに満ちているものなどです

これらの条件を満たす夏ソングというと、自然にこういう選曲になりました

そして、今月もこの曲で

https://www.youtube.com/watch?v=x-_yZKI7EhE

プリンセスプリンセスの『世界で一番熱い夏』

昭和62年リリースの、元祖日本のガールロックバンドの大ヒット曲です!


生産終了

フィットネスインストラクターの穂積典子です

 

先日、Apple 社のiPod Touchの生産終了が発表されました

https://www.msn.com/ja-jp/money/other/ipod-touch-e8-b2-a9-e5-a3-b2-e7-b5-82-e4-ba-86-e3-81-a7-e3-80-8c-e4-bb-a3-e6-9b-bf-e6-a9-9f-e3-82-92-e3-81-a9-e3-81-86-e3-81-99-e3-82-8c-e3-81-b0-ef-bc-9f-e3-80-8d-e3-83-a6-e3-83-bc-e3-82-b6-e3-83-bc-e3-81-9f-e3-81-a1-e3-81-ae-e5-88-87-e5-ae-9f-e3-81-aa-e6-82/ar-AAXpbMx?ocid=uxbndlbing

2014年から2台のiPod Touchを愛用してきた私としては、とても残念です

青い方が最初に所有していた第5世代と言われるもので、誕生日にダンナからもらったものです

当時はガラケーを愛用していた私にとっては、Wi-Fiが使える場所ではスマホと同じ役割を果たしてくれて、音楽の再生だけでなく、写真や動画の撮影、SNSなどに大活躍してくれました

その後、バッテリーの持ちが悪くなったこともあり、ピンクの第6世代に代替えしました

すでに持っていたApple IDで初期設定できたので、保存してあった楽曲はもちろん、写真やSNSのアカウントまで、すべてそのまま引き継いで使えた上、容量が32Gから128Gへと4倍になり使えるアプリも増え、私にとってはガラケーと同じくらい重要な通信手段の一つになっていました

このように、画面はiPhoneとほとんど変わりません

なので、何年か使用しているうちに、ガラケーをスマホに変える時は、iPhoneじゃないとダメだなと思うようになりました

そして、昨年それまで使っていたガラケーのサポートが切れるのを機に、iPhone12miniに機種変しましたが、その後も音楽再生にはずっとiPod Touchを使い続けています

iPhoneでももちろん音楽は楽しめますが、iPodのように有線ジャックがついていないため、スタジオのオーディオに簡単に外部入力できなかったり、2007年式の愛車のオーディオとは世代が違いすぎるのか、iPodではBluetooth通信で音楽を再生できるのに、iPhoneではうまくできません

そんなこともあり、未だに手放せない大事なデバイスなのです

今の端末は、今のところ機能に問題はありませんが、あと何年使えるかと考えると、惜しいですね

生産終了を知った後、地元の家電量販店を覗いたら、32Gのタイプが現品限りで2機だけ置いてありました

ネットで調べると、一番売れ筋で私が今使用しているのと同じ128Gのタイプは、定価よりもはるかに高値で販売されています

Appleの販売価格は確か36000円くらいなのに、5万近い値段がつけられ、6万超えなんていうのもありました

欲しい気持ちはありましたが、そこはグッと我慢し、今使っているものを大切にすることにしました

いずれはバッテリーがもたなくなるか、OSのアップデートにデバイスが対応しなくなるかで、使えなくなる日が来るとは思いますが、それまでは大事にします

ただ便利なだけでなく、私をiPhoneユーザーにするきっかけを作ってくれたのがiPod Touchで、そのおかげで初めてのスマホも誰に操作を教わることもなく、使いこなすことができていると思うと、iPod Touchには感謝しかありません


クリスマスソング

メリークリスマス!
フィットネスインストラクターの穂積典子です

この週末は、コロナ禍とはいえ、クリスマス色いっぱいですねわたしもこの一週間ほどは、レッスンで使用する音源をクリスマスリミックスにして、レッスンを盛り上げてきました

クリスマスソングと言えば

ジングルベル
赤鼻のトナカイ
きよしこの夜
サンタクロースがやってきた
ホワイトクリスマス

などの定番ソングがたくさんあります
フィットネス用音源のクリスマスリミックスにも、これらの曲がユーロビート風にアレンジされて採用されています
そしてさらに、クリスマスを歌ったヒット曲も所々で使われています

その代表的な曲が

WHAM 『Last Christmas』https://www.youtube.com/watch?v=Azgdq5KFfWA
マライアキャリー 『All I Want for Christmas Is You』https://www.youtube.com/watch?v=mTVJB–utdc
山下達郎 『クリスマス・イヴ』https://www.youtube.com/watch?v=r6cSgvLVLq4

ではないでしょうか
この一週間、耳にタコができそうなくらいこの3曲を聴いた気がします(笑)

これらの曲がリリースされたのは、1980年代から90年代
どれも20年以上前の曲です
それが、毎年クリスマスになると必ず使われるのが、すごいですね
時代を超えたクリスマスの名曲なのでしょう

21世紀になっても、未だにこの3曲を超える世界中で聴かれているクリスマスソングは現れていないように思えます

いつかワム、マライヤ、山下超えをするクリスマスソングが現れるのを期待します
それまでレッスンしていられますように(笑)