「健康」カテゴリーアーカイブ

傾聴

フィットネスインストラクターの穂積典子です

 

今日は母とお出かけ 、といっても通院ですが

一昨年から初期の認知症治療薬の治験に参加している母は、定期的に都内の認知症専門のクリニックで診察や検査を受けています

通院といっても、どこか痛いとか具合が悪いわけでもなく、病院の後のランチを2人ともいつも楽しみにしています

今日は思ったよりも早くクリニックを出られたので、クリニックから車でひとっ走りの父の墓苑にお参りした後、地元の回転寿司でランチ

そのあとは近くのしょうぶ沼公園を散策

 

まだ見頃には少し早かったけど、暑くも寒くもないちょうど良い散歩日和でした

 

実家に戻った後は買ってきたケーキでお茶しながら、母とたわいもないおしゃべりタイム

大抵こういうおしゃべりをしていると、いつのまにか昔の話に話題がいって、私はひたすら聞き手に回ります

年寄りあるあるの昔の同じ話を何度もする

まあ、それに近いのですが、でもよく耳を傾けると、毎度毎度新たな母の一面知ることにもなるのです

今日は初めて母の大学の卒論のテーマを聞きました

家政系の大学の児童学科だった母は、小学校のクラスでリーダー的存在となる子供の資質や背景について調べたとのことでした

これは初めて知ったことで、もし手にすることができるなら、その母の論文を読んでみたいと思いました

また昔の話が始まった

と、右から左に聞き流していたら、絶対に知り得なかったこと

傾聴って、大事なんだと改めて実感

 

母とのこんな時間が、少しでも長く続いてくれるなら、私はひたすら耳を傾けたいと思います


はまっていること

フィットネスインストラクターの穂積典子です

 

食品の値上がりが続く中、日々の食事づくりに頭を悩ます方が少なくないと思います

とはいえ、身体が資本の仕事ですから、食事をおろそかにすることはできず、安くて栄養バランスがよく美味しい食事をとるにはいろいろ工夫を凝らしています

最近はまっているのが、お刺身をさくで買って、表面だけをさっと焙ったたたき風の食べ方です

いつも利用しているスーパーで、マグロやカツオなどの刺身をその日限りの特価で販売していることがよくあるのですが、値段をよく見ると、お造りよりもかたまりのままのサクの方が安いのです

ただ、サクで買っても我が家の切れない包丁で切ったら、たぶん本来のおいしさを損ねてしまうでしょう

そこで思いついたのがこの調理法

表面だけ炙ったマグロのサクを氷水で〆て、ベビーリーフとともにサラダ風に仕立てました

味付けはオリーブオイルとおろしにんにく、だし醤油で作ったドレッシングで

 

また、今日はこんなのをつくりました

鰹が半額シールを貼られていたのを購入

パセリを混ぜたパン粉をつけてフライにしました

もちろん、中まで火を通さず表面だけこんがりと揚げて

これを玉ねぎポン酢とマヨネーズを混ぜた即席タルタルソースでいただきました

わさび醤油でお刺身、もいいですが、この調理法は味付けのバリエーションが広がります


経過報告

フィットネスインストラクターの穂積典子です

左目の白内障手術から4日が経過しました
手術そのものも全く痛みを伴わなかったのですが、手術後も痛みは一切なく、7年前に整形外科で受けた肘の手術とは大違いです
麻酔をかけて手術したものの、いわゆる麻酔切れによる痛みというのは全くありません
唯一、手術翌日の診察で処方された3種類の点眼薬のうち、一つが沁みる程度です

そして、やはりこれも整形外科手術との比較になってしまいますが、普通機能回復のための手術であっても、手術直後は一時的に可動域が著しく制限されたり、筋力が低下するなど、機能低下は避けられません
ところが、この白内障手術は手術した翌日から術前よりも格段に視力が改善されているのです
眼帯を外してもらって初めて目にする風景は、全ての輪郭がクッキリハッキリ
手術翌日の視力検査では、左目が1.0
さらに3日後の昨日の検査では1.2を示しました

今朝ベランダから眺めたスカイツリー

これまでも見えてはいましたが、今はスカイツリーの表面の梁のような構造までよく見えるように
そして、一昨日から運転も再開しました
これまで文字が二重に見えてしまっていた地名の表示や、光が縦横に拡散してしまっていた信号がはっきりと見えるようになりました
夜の運転も、これまでよりも明るく見えるようになり、安心して走れます

逆にこれまでよくあんな状態で運転していたな、と考えると、ちょっと怖くなります
だんだんと視力の低下が進んでいくので、見えなくなっていることに気づきにくいのですね

ご心配をおかけしましたが、順調に回復しています

早く思いきり顔を洗いたいです


独眼竜

フィットネスインストラクターの穂積典子です

 

久しぶりの投稿は、手術の報告です
と言っても、日帰りの外来での手術です

半年ほど前に白内障と診断され、進行を抑えるための点眼薬を処方されて様子を見ていました
診断後に作った眼鏡も、かけるのは運転の時だけで、それほど日常生活に不便は感じず、来年の運転免許証の更新までに手術すればいいと思っていました
ところが、先月あたりから日没が早くなると、どうしても日没前後に運転せざるを得なくなり、西日に向かって走っているときや、対向車のライトが非常にまぶしく、運転しづらさを感じるようになりました
レッスン中も、広いスタジオでレッスンしていると、端の方の会員さんがどなたかは認識できても、表情までは分からなくなってしまいました
これはなるべく早く手術した方がいいと考え、かかりつけの眼科で相談して、手術を決めました

手術はたんぱく質の変性によって濁ってしまった水晶体を取り除き、そこに人工のレンズを挿入するというもの
その人工のレンズにはピントを調節する機能がないので、患者のライフスタイルに合わせた視力になるよう調整したものを挿入します
私の場合は運転時に道路標識や地名の文字などが読みやすくなることを重視し、やや遠距離に焦点を合わせたレンズにすることに
すでに40代後半で老眼となり、近くの文字などは老眼鏡をかけるのが当たり前になっていたというのもあります

さてその手術当日は、2時間前から30分おきに3種類の点眼薬を点すという準備があり、しかもそれぞれの薬の投薬は最低5分は空けなければならないというもので、タイマーとにらめっこでした

予約の時間に眼科に行くと、私の他にも5.6人の方が手術を受けるようでした
待合室で看護師さんが次々と検温、血圧測定、麻酔用の点眼薬の投与と、手際よく行って様子は、なんだか想像していた手術とは違う感じ
でもこれだけたくさんの患者の手術をこなしているのなら、経験豊富で腕も確かなんだろうと、ちょっと安心もしました

そしていよいよ私の番
手術室の全室で看護師さんから受けた説明では、瞳を開いたままの手術で多くの方が不安を覚える、目の前にメスが接近して見えるようなことはなく、痛みもあるとすれば下瞼に麻酔の注射をするときくらいとのこと
それを聞いてちょっと安心しました

それでも一応手術ですから、腕には血圧計、胸には心電図の電極、人差し指には動脈血酸素飽和度のセンサーをつけて全身状態をちゃんとモニターしながらでした

手術中私の目に見えていたものは、青く光る丸いライトの光だけで、先生曰くミッキーマウス
そのミッキーの顔の部分をずっと見ているよう言われました
途中水のようなものが流れてきてミッキーが見えなくなった時はちょっと焦りましたが、とにかく目線を動かさないことだけに全神経を集中させました
その青いライトの光がにじんだり、揺らめいたりする様子は、まるで青い万華鏡を覗いている感じ

しかも手術室にはマライアキャリーの『All I Want for Christmas Is You』や山下達郎の『クリスマスイブ』が流れていて。なんだかイルミネーションを見ている気分でした

手術が終わった後、おもわず看護師さんに

とてもきれいなものを見させていただきました

と言ってしまいました(笑)

今日一日は左目はすっぽりと眼帯で覆われ、明日の朝の診察で経過がよければ、今度はこの保護メガネに

数日は目をこすったり、目に水が入るようなことは避けなければならず、運動もNGです
一週間ほどはレッスンをお休みさせていただきます

代行を引き受けてくださったインストラクターの皆さんには感謝です

 

 

 


20周年

フィットネスインストラクターの穂積典子です

 

今年も国際救急救命協会のCPR継続を受講してきました

昨年の継続講習からの一年間の間に、実は自分のレッスン中に参加者の方が倒れ、救急搬送されるという事態に、3回遭遇してきました

幸い、いずれもCPRやAEDが必要となるような重篤な事態には至らず、すぐに意識を取り戻したものの、ご高齢であることや倒れた際に頭部を打ったため、念のために救急要請しました

後になってから振り返ると、毎年受講しているこの講習の成果が生かせたと感じます

レッスンの中断、意識の確認、クラブのスタッフへの応援要請と救急車の手配、AEDを持ってきてもらうなど、慌てることなく指示を出し、傷病者の方の脈と呼吸の確認など、考える間もなく動いていました

このような緊急事態はないに越したことはないですが、備えあれば患いなし

台風やら地震に備え水やお米を備蓄するのと同じように、万が一に備えておきたい救急救命のスキルなのです

その講習も、新規受講の2004年から20年となりました

初めて受講したときの講師は、この協会の設立者であり当時の理事長の澤木勇二先生でした

その後先生がお亡くなりになっても、その遺志を継いだ現理事長白鹿子先生はじめ、協会のインストラクターの先生方のご指導で資格を継続し、とうとう20年を迎えました

最初にいただいた認定証を入れておく台紙には、もう入りきらない厚みになっています

て、写真を撮ろうとしたら、はちに邪魔されました(笑)