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脱CD

フィットネスインストラクターの穂積典子です

新年度が始まり、私も新たな仕事先として、二つの大学で非常勤講師としてのエアロビクスの授業が始まりました
東京成徳大学と、今年度新設された学部である、亜細亜大学の健康スポーツ科学部での授業です
どちらもスポーツや健康増進に係わる専門課程で、私としては将来エアロビクスをはじめとするグループエクササイズインストラクターを一人でも育てたいという思いを叶える、またとないチャンスです

そんな気持ちで臨んだ最初の授業でびっくりしたことが

教場にCDプレーヤーがない!!!

どちらの大学も、鏡がある空調完備の教場を用意して下さったのですが、音楽が欠かせないエアロビクスの授業でCDプレーヤーがないとは・・・

と、仰天、面食らっていたのは平成初期からこの仕事を続けてきた私だけで、いまやスマホで音楽再生が当たり前
冷静になってみたら、成徳大学では立派なスピーカーとミキサーが完備されていて、そこにAV入力端子からスマホを繋げば、ちゃんといい音が再生できます
亜細亜大学では大音量で再生可能なBluetoothスピーカが用意されていました

これまでフィットネスクラブのスタジオでは、一部を除いてはほとんどCDを再生してレッスンしていて、CDプレーヤーもピッチコントローラー付きが当たり前で、自在に再生スピードを増減できました
しかしこれからはスマホ再生が主流になっていくのだなと実感
あまり使っていなかった音楽の再生スピードを変えられるアプリを急遽稼働させ、授業をすることになりました

考えてみたら、インストラクターデビューした当時はまだカセットテープの時代
CDプレーヤーはあっても再生スピードが変えられず、テープでレッスンをしていました
それがデビュー後数年の間にピッチコントローラー付きCDプレーヤーが急速に普及し、音楽もテープからCDで購入する時代に
そして、令和に入る頃になると、フィットネス音源の販売もCDからデータダウンロードの時代に移り変わってきました
それでも、操作性の面で慣れたCDの方が使いやすく、これまでずっとCDで購入しレッスンで使用してきました
まもなくインストラクターデビューから30年
この節目を機に、CDを卒業・・・まではいかないにしても、スマホでレッスンに慣れて行かないといけないなと思いました


隙間産業

フィットネスインストラクターの穂積典子です

 

先日、仕事である大手フィットネスクラブの社員の方とご一緒する機会がありました

たまたまそのクラブの店舗が地元にあり、時々新聞の折り込み広告を目にすることがあったので、それをきっかけに会話を始め、やがて話題はスタジオプログラムの話題に

予想はしてましたが、そのクラブでもスタジオの主流はプレコリオで、特に若い人たちはエアロビクスよりもプレコリオを好むとのこと

エアロに参加しているのはごく一部の層で、そこそこ年齢層も高いようです

ズバリ単刀直入に、この先エアロビクスはどうなると思いますか? と尋ねると、

 

なくならないと思いますよ

と言う答えが

 

教えるインストラクターも、参加者も決して若くないエアロビクス

このままだといずれ教える方も参加する方も自然消滅しそうですが

決まった振り付けと運動強度であまり自由度のないプレコリオでは、たとえどんなに人気のクラスでも、必ず体力的に、あるいは嗜好的に合わない人が出てしまい、その人たちの受け皿として、インストラクターの裁量で自由にプログラムを構成できるエアロビクスは、これからも必要だろうとのことです

それを聞いて頭に浮かんだ言葉が

 

隙間産業

 

誰もやろうとしないことだけど、やってくれる人がいたら助かる

 

プレコリオは強度が高すぎて無理

ダンスは難しいから無理

ヨガやピラティスじゃ汗かけない

 

そんな、スタジオに出るものがない症候群の方々に、体力や好みに合わせて自由にプログラムを考えることのできる、私たちエアロビクスインストラクターが、お望みのプログラムを提供します

 

もちろんグループエクサイズですから、一人一人を100%大満足させることは難しいですが、他のプログラムにはない唯一無二のレッスンで、

これこれ、こういうのをやりたかったのよ

と言わせてあげます


これもプロの仕事

フィットネスインストラクターの穂積典子です

 

急に気温が下がり、一気に秋が深まりましたね
こういう時は、室内温度と外気温の差や湿度の影響で、スタジオの床が滑りやすくなるものです
そうでなくても、私のようにエアロビクスやステップなどの有酸素運動中心のレッスンでは、季節を問わず汗をかくので、レッスン後のスタジオのフロアのモップかけは欠かせません
これはインストラクターとしてデビューした29年前から、インストラクターである自分がやるのが当然だと思って、レッスン後は次のレッスンで危険や不快な思いをしないよう、フロアの汗を残さず拭き取るようにしてきました

でも、たまにスタッフの方がやってきて、モップかけをしてくれることがあります
そうすると、その間に使ったステップ台やCDを片づけたりできるので、とても助かるのですが、彼(彼女)らの多くはモップの柄を持ってスタジオを駆け抜けること数往復

そうすると、たいてい床にはモップで引き伸ばされただけの水滴が・・・

手伝ってくれたのにこんなことを書くの、申し訳ないんですが、モップをかけるなら、モップの毛足を床に押し付けて水分をしっかり吸収しながら拭いてください
ひと拭きするたびに水滴が残っていないか目で見て確認してください

力も入れずに、床には目もくれずに、ただモップを滑らせても、床に垂れた汗は拭きとれません

ジムでの指導や接客、事務作業などで忙しい合間を縫っての作業なので、手短に済ませたいのはわかります
でも、この作業ひとつにレッスンに参加するお客様の安全がかかっているのです
手を抜いていいことではありません

だから、私たちに任せてください
自分のレッスンで垂らした汗、自分でちゃんと始末します
スタジオの安全管理も、インストラクターの業務の一つだと、私は考えているので


椅子つながりで・・・

フィットネスインストラクターの穂積典子です

 

昨年末、ポストにこれが投かんされていました

”いすに座っておどるバリアフリーダンス”という言葉に興味を覚えました

私自身も、5年前から介護予防の運動指導に関わる機会が増え、椅子に座ったまま行うエクササイズプログラムを数多く考案してきました

開催場所は自宅から歩いて10分もかからないところなので、体験しに行ってきました

参加していたのはほとんどが地元の方々のようで、パッと見は私も含めて中高年の男女半々くらい、車椅子に乗った娘さんとそのお母さんも参加していました

そして、スタジオにはクラリネット奏者の方がスタンバイしていて、今からエクササイズをするという雰囲気は全く感じられませんでした

そして、ダンスと言うとつい私たちは、インストラクターの動きを見本にして動くと思いがちですが、今日のダンスはその大半が目を閉じたまま行われたのです

クラリネットが奏でる柔らかな音色と、ナビゲーターの市川まやさん、長澤あゆみさんの語る言葉だけを頼りに自由に体を動かすのは、『見て真似る』これまでのダンスの常識を覆すものですが、目を閉じているからどう見えるかなんて気にせずに、思いのままに体を動かすのが心地よく、あっというまの一時間でした

どこに効くとか、どの機能が改善するとか、職業柄いつもそういうことばかりが頭をよぎってしまいますが、今日ばかりはエクササイズ理論とは切り離して、身体を動かすことを楽しみました

次回もまた参加したいと思います

いまここダンスの詳細は、こちらからも

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ライブ感

フィットネスインストラクターの穂積典子です

 

今朝、朝一番の中級エアロのレッスン前、スタジオの入り口で参加される方々をお迎えしていると、いつも参加してくださる常連さんのおひとりが、話しかけてきました

最近、このクラスに出ていると、ライブ会場にいるような気分になるんです

 

これまで,レッスンに参加した方からいただいたお褒めの言葉は色々あります

楽しかった

わかりやすかった

汗かけた

 

でも、今日の一言が一番嬉しかったかも

教え方が上手いとか、コンビネーションが面白いとか、運動効果が高いとか、

これらはインストラクターとしてとても大事なスキルであり、そのための努力と工夫は欠かせません

ただ、これらのスキルはやがて人間ではなくAI(人工知能)でも可能になるでしょう

でも、人が同じ空間を共有しながら一緒に動いて汗をかくという、アナログな世界でしか得られないライブ感は、生身の人間にしか作り出せないものです

それが,私のレッスンで感じ取ることができたというのが,どんなお褒めの言葉よりも嬉しかったのです