「季節」カテゴリーアーカイブ

傾聴

フィットネスインストラクターの穂積典子です

 

今日は母とお出かけ 、といっても通院ですが

一昨年から初期の認知症治療薬の治験に参加している母は、定期的に都内の認知症専門のクリニックで診察や検査を受けています

通院といっても、どこか痛いとか具合が悪いわけでもなく、病院の後のランチを2人ともいつも楽しみにしています

今日は思ったよりも早くクリニックを出られたので、クリニックから車でひとっ走りの父の墓苑にお参りした後、地元の回転寿司でランチ

そのあとは近くのしょうぶ沼公園を散策

 

まだ見頃には少し早かったけど、暑くも寒くもないちょうど良い散歩日和でした

 

実家に戻った後は買ってきたケーキでお茶しながら、母とたわいもないおしゃべりタイム

大抵こういうおしゃべりをしていると、いつのまにか昔の話に話題がいって、私はひたすら聞き手に回ります

年寄りあるあるの昔の同じ話を何度もする

まあ、それに近いのですが、でもよく耳を傾けると、毎度毎度新たな母の一面知ることにもなるのです

今日は初めて母の大学の卒論のテーマを聞きました

家政系の大学の児童学科だった母は、小学校のクラスでリーダー的存在となる子供の資質や背景について調べたとのことでした

これは初めて知ったことで、もし手にすることができるなら、その母の論文を読んでみたいと思いました

また昔の話が始まった

と、右から左に聞き流していたら、絶対に知り得なかったこと

傾聴って、大事なんだと改めて実感

 

母とのこんな時間が、少しでも長く続いてくれるなら、私はひたすら耳を傾けたいと思います


開花宣言

フィットネスインストラクターの穂積典子です

 

一昨日気象庁が靖国神社のソメイヨシノの標本木が開花したと、発表しましたね

同じく、実家の庭でも開花宣言

 

昨年の秋口に、姉が植えたチューリップの球根が、寒い冬を越えてようやく開花しました

先週末には蕾が開きかけていたのが、この週末の暖かさで一気に開花したようです

 

これは先週末の様子

そしてこれがやや気温が下がった一昨日の様子

日毎に膨らむ蕾を観察するのは、母にもワクワした気分を味わせてくれたようです

そして昨日は一気に開花

後の方には違う品種がまもなく開花の模様

 

姉がチューリップを実家の庭に植えると言い出したきっかけは、マンション住まいでガーデニングに憧れていて、実家の庭に目をつけたとのこと

でもそれは表向きの理由であることはわかっています

一昨年父が亡くなり実家に一人残された母のことを、当時は私たち三姉妹でどうするか思案したものでした

高齢者住宅の資料を取り寄せたり、内見にも行きましたが、あまり乗り気でない母を目にして、この件は一旦保留に

それからもうすぐ二年になりますが、83歳の母は一人でなんとかやっています

母が高校生の時から住んでいるという実家には、私たちには計り知れない愛着があるのだと思います

もし、父が亡くなってすぐに実家を引き払って高齢者住宅に入居していたら、たぶん今は認知症で要介護となっていたでしょう

家への愛着と、その家を守るという責任感が、高齢の母の生きがいに近いものになっているのかもしれません

なんとなくそれに気づいた姉が、住み続ける家の証として、花を植えたのだと私は思っています

 

お姉ちゃん、ありがとう

 

 

 

 

 


お膝元へ

フィットネスインストラクターの穂積典子です

 

今日は午前中つくばでレッスンの後、夕方は東京体育館でパーソナルトレーニングの予約が入っていて、150㎞超の大移動の予定でしたが、レッスン後、予約キャンセルのメールが届いているのに気づきました

ぽっかり空いてしまった時間、まっすぐ家に帰ってもよかったけど、朝まで降っていた雨は止んで、日が差し始めた外の様子を目にして、コスモスを見に行こう!と決断

つくばからそう遠くないところでどこかコスモス畑がないか、スマホで調べてみると、牛久大仏がヒットしました

牛久大仏と言えば、毎週日曜、午前中四街道でレッスンを終えた後、龍ヶ崎へ移動する際に必ず目にしていますが、実際に尋ねたことはありませんでした

地図上ではそう遠くなさそうなので、行ってみることにしました

青空にそびえたつ大仏様、その足元にはコスモスが満開

大仏様のアップ、スマホだと簡単にこんなにズームできちゃいます(笑)

いつも遠くから拝むだけだった大仏様に、やっとお会いすることができました

大仏と言えば奈良の大仏様が有名ですが、日本一の大きさを誇るのはこの牛久の大仏様

ちょっと誇らしい気分になりました

久々のパワースポット訪問、エネルギー充電できました

 

 

 


雨男のご帰還

フィットネスインストラクターの穂積典子です

 

 

関東も梅雨が明けたようです

その梅雨明け前の7月13〜16日は盂蘭盆

昨年1月に父が亡くなってから、2度目のお盆を迎えました

 

生前の父は、自他共に認める雨男でした

 

結婚式

海外転勤の出発の日

家族旅行・・・

 

人生の中で大切な日は、かなりの高確率で雨に降られていました

その父が亡くなってから1週間後の葬儀の日は冬晴れの快晴

雨雲を連れて天国に行っちゃったんだね

と、叔母に言われたのを記憶しています

 

そして迎えた今年のお盆の初日、迎え火の時はまあまあの天気

ところが翌日から3日間はずっと雨が降ったり止んだりの梅雨空に

母や姉妹と、お父さんが帰ってきたからだと、雨男の一時帰還に苦笑していました

16日の送り火も雨の中、実家の玄関先の軒下で行いました

翌日17日は、天気予報では曇り時々雨だったのですが、雨は全く降らず、午後からは日がさしだしました

そして今日、関東甲信越梅雨明けの発表

やっぱり父は雨男だったと、母と笑いながら墓前にお線香をあげてきました

梅雨が明けた来週は、父の86回目の誕生日です


母娘デート

フィットネスインストラクターの穂積典子です

 

お休みの今日、天気がよかったので、母を誘って花菖蒲を見に行きました

私の地元葛飾区は、実は花菖蒲の名所が何か所かあり、この時期は区を上げて花菖蒲祭りが開催されています
そのうちの一つ、堀切菖蒲園は実家からも近く、母も生前の父と行ったことがあるといい、この誘いを喜んでくれました
実家からはバス一本で行けるので、今日は久しぶりに車を実家において、母と歩いてデートでした

花菖蒲の見ごろは5月下旬から1ヶ月ほど
まだ満開ではありませんでしたが、初夏の青空の下の菖蒲園は見事でした

ちなみにわたしは菖蒲とあやめとカキツバタの区別が全くつきません(笑)

園内を散策した後は、堀切菖蒲園駅の近くのお蕎麦屋さんに立ち寄り、ランチタイム
生前の父は、外出先での昼食によく蕎麦を食べていたようで、母もそれにいつも付き合っていました
父が亡くなってから、その機会もなくなり、いつだったか母が

最近美味しいおそばを食べていない

とつぶやいていました

その母待望の?!日本蕎麦

暑かったので二人そろって、冷たいせいろ蕎麦をいただきました

半日足らずの母娘デートでしたが、母も私も大満足です