「学ぶ」カテゴリーアーカイブ

久しぶりの遠征

フィットネスインストラクターの穂積典子です

 

5年ぶりに旅に出ています

昨日の早朝愛車マーチで自宅を出発し、首都高~東名高速~新東名~名神高速と乗り継いで走ること約500㎞

目的地の滋賀県草津市のホテルには思ったよりも早く到着しそうだったので、途中彦根城によりました

久々の城めぐりです

駐車場に車を停めてから天守閣までは、急な階段上の坂道をかなり昇らなければならず、残暑厳しい中汗だくになって歩きましたが、途中琵琶湖が見えたときは暑さも吹っ飛ぶ気持ちよさでした

そして、この子に会えた!

彦根市のゆるキャラ、ひこにゃんです

初日はたっぷり観光を楽しんだ後、ホテル到着後は部屋にこもってひたすら発表練習

今回の旅の目的は、第79回日本体力医学会大会での演題発表です

発表演題は、5月に一度健康体力づくり事業財団の研究助成成果発表会でポスター発表していますが、パワーポイントでのスライド発表は今回が初めてです

7分という限られた時間内でまとめなくてはならず、タイマーをセットし何度も繰り返して練習し、本番当日を迎えました

発表演題は

ヒトも猫も運動不足解消!ー靴下一体型猫じゃらしを用いたエクササイズの効果検証ー

たぶん、体力医学会の79年の歴史の中で、実験用動物以外で動物を扱った研究は、これが初めてだと思います

そんな前代未聞の発表でしたが、座長の先生をはじめ、同じ会場で発表を聞いてくださった方々のなかからは、他の研究と同じように質問やアドバイスをいただき、このテーマでもちゃんと学術研究として評価してもらえたのだと、嬉しくなりました

スライドの中にもたびたび登場してもらったハチには、ちゃんとお土産を買ってあげないとね

ハチがいなかったらあり得なかった今回の学会発表

やっぱりこの子は運命を変えるネコです


大切な人のために

フィットネスインストラクターの穂積典子です

 

毎年恒例の国際救急救命協会のCPR BASIC+AED継続講習に行ってきました

一年に一度、心肺蘇生のトレーニング用の人形を使って、リアルに近い胸部圧迫と人工呼吸を行う貴重な機会です

今年も無事試験にパスして資格更新!

講習の最後に理事長からお聞きした話が印象的でした

CPRやAEDを用いた救命措置の6割以上は家庭内で起きているというのです

私たち運動指導者の多くは、運動指導の現場で起こり得る緊急事態を想定してCPRやAEDについて学んでいましたが、最近は一般の人々の受講が増えているとのことです

自分の家族に何かあった時に備えて、あるいは自分自身の身体に不安があるから、自ら受講し学んだことを家族に教えて万が一に備える

そのような方が珍しくないそうです

駅、コンビニ、ショッピングモール・・・

街中のいたるところに装備されているAED

それらを必要な時にためらわずに使える人、AEDが除細動の対象外と判断した心肺停止状態の人に、ためらわずに胸部圧迫と人工呼吸ができる人

そういう人々が増えれば救命率も格段に上がるでしょう

一般の人の中にもそのような考えが広がっている中、

運動指導に携わっているにもかかわらずCPRについて学んだことがない人、

やばいと思ってください!


20周年

フィットネスインストラクターの穂積典子です

 

今年も国際救急救命協会のCPR継続を受講してきました

昨年の継続講習からの一年間の間に、実は自分のレッスン中に参加者の方が倒れ、救急搬送されるという事態に、3回遭遇してきました

幸い、いずれもCPRやAEDが必要となるような重篤な事態には至らず、すぐに意識を取り戻したものの、ご高齢であることや倒れた際に頭部を打ったため、念のために救急要請しました

後になってから振り返ると、毎年受講しているこの講習の成果が生かせたと感じます

レッスンの中断、意識の確認、クラブのスタッフへの応援要請と救急車の手配、AEDを持ってきてもらうなど、慌てることなく指示を出し、傷病者の方の脈と呼吸の確認など、考える間もなく動いていました

このような緊急事態はないに越したことはないですが、備えあれば患いなし

台風やら地震に備え水やお米を備蓄するのと同じように、万が一に備えておきたい救急救命のスキルなのです

その講習も、新規受講の2004年から20年となりました

初めて受講したときの講師は、この協会の設立者であり当時の理事長の澤木勇二先生でした

その後先生がお亡くなりになっても、その遺志を継いだ現理事長白鹿子先生はじめ、協会のインストラクターの先生方のご指導で資格を継続し、とうとう20年を迎えました

最初にいただいた認定証を入れておく台紙には、もう入りきらない厚みになっています

て、写真を撮ろうとしたら、はちに邪魔されました(笑)


久しぶりのセミナーです

フィットネスインストラクターの穂積典子です

 

GWのご予定はお決まりでしょうか

東京AD・レッスン GFIスキルアップセミナー2024年4月リーフレット

上記セミナーの講師を担当します

エアロビクスの指導方法を見直したい方、資格は取得したけどまだ実地での指導経験が乏しくプログラム作りにお悩みの方、自己流の指導に自信が持てない方、ぜひ受講してください

また、今回は講座で学んだことを実践例として体験できるレッスンも用意しました

レッスンだけの単独受講も可能です

初級レベルのローインパクトのエアロビクスなので、しばらくエアロビクスから離れていた方でも楽しめます

インストラクターの方でなくても、私のレッスンを受けてみたい!という方がいらしたら、ぜひお申し込みください!

会場は都営新宿線東大島駅から徒歩5分とアクセスのいいところです

GWは体を動かしたいなという方にもお勧めです


ちょっと遅れた真夏の恒例行事2023

フィットネスインストラクターの穂積典子です

 

例年ならお盆のころですが、今年は3週間ほど遅れて国際救急救命協会のCPR BASIC+AEDの継続講習を受けてきました

この講習を初めて受講したのは2004年の夏、今年で20回目の受講でした

その間に、ガイドラインが変更されたり、最初のころにはなかったAEDの講習が追加されたりと、常にブラッシュアップの欠かせない技術です

さらに、2020年のコロナ以降は、感染予防のために、人工呼吸は受講者一人一人に配られたポケットマスクを介しての実技練習となりました

それが、今年は3年ぶりに直接トレーニング用の人形に口をつけての実習となりました

すると、なんと吹込み量が多すぎてしまい、実技試験の合格基準値を超えてしまいます

どうやら、3年間ずっとポケットマスクを介して人工呼吸を行ってきたので、そのデッドスペース分余分に吹き込むことに慣れてしまったようです

試験では、やや控えめに吹き込み、なんとか合格

いざという時、誰かの命を救えるかもしれないスキルを、たったの年に一度ですが、再確認することができました

一生使わないで済めばそれに越したことはないスキルですが、

運動指導に携わる以上、絶対に身につけておかなければならないスキルです