フィットネスインストラクターの穂積典子です
ついこの前まで、真夏のような暑さだったのがウソのように、朝晩は肌寒さを感じる季節になりました
仕事柄、こんな時期にはレッスンに参加して下さった方々には、季節の変わり目なので体調にご注意くださいなどと、お声掛けしています
でも、本当はもっと注意してほしいことがあります
特に車を運転する方に
タイヤの空気圧は定期的に点検しましょう
などと、タイヤメーカーやカー用品販売店などでは呼びかけていますが、実際に自分でマメに点検する人って、それほどいないでしょうね
タイヤの空気圧は、適正圧に調節しておいても自然に低下していくもので、一般には一ヶ月で1割減少すると言われています
ただ、それ以上に注意したいのが急に気温が下がった時です
空気は温度の変化により体積が変わります
気温の高いときに適正圧に調整したとしても、急に気温が下がると体積が減り、タイヤの空気圧は低下します
つい先日、運転していてなんか普段と違う感触をタイヤに感じました
発進時に、なんかスッと動き出さないような、もたつく感じがしたのです
あ、もしかしたら?
と、翌日の朝出発前に空気圧を測ると、本来の適正圧220kPaから200前後に4輪とも低下していました
ここ数日、朝の気温がグッと下がり、肌寒く感じるようになっていましたが、やはりその影響はタイヤにも出ていました
適正圧まで空気圧を調整すると、本来のしゃきっとした走りが戻ってきました
確か前回空気圧を調整したのは、体力医学会で滋賀に行く直前の、まだ真夏の暑さが続いていた9月の半ばでした
まだ一カ月もたっていませんが、この気温の急激な変化では、タイヤの空気圧にも影響が出ます
空気圧が低いまま走行すれば、私が感じたように転がり抵抗が高まり燃費が悪くなります
それだけでなく、パンクのリスクも高まります
秋の深まりを感じたら、一度タイヤの空気圧も点検してはいかがでしょうか