「学ぶ」カテゴリーアーカイブ

162エイト

「先生、10分て、何エイト?」

そう質問されたら、インストラクターの方なら、質問の意味はわかりますね

でも、とっさに答が出てきません

もちろん、この質問だけでは、正確な答えは導き出せません

bpmがわかりませんからね

でも、そもそも、考えたことすらなかったかも

この質問は、今日の國學院大学健康スポーツ学科の運動指導法実習という授業で、一人の学生から受けたものです

この授業は、エアロビクスの指導法を学ぶもので、今日のテーマはウォーミオングアップ

グループ課題として、学生たちに、エアロビクスのウォーミングアップに必要な要素を盛り込んだ、約10分のウォーミングアップを考えてもらいました

その時に、音楽は130bpmに設定してあることを伝えました

この授業を履修している学生たちは、すでにエアロビクスの基礎実習と言う授業を履修しており、カウントのついての知識はあり、そこから、このような質問が生まれたようです

ちなみに、彼らと一緒に計算してみたら、約162エイトでした

レッスンは時間配分が大切なのは、周知のこと

そして、エアロビクスの展開に、音楽を構成する8カウントのフレーズの管理は、とても重要なこと

時間とカウント

どちらもものすごく重要なことなのに、自分の中でその二つが全くリンクしていなかったことを思い知りました

レッスンの全体構成を考えるときは、ウォーミングアップに何分、メインパートに何分・・・というように、時間配分に気を配ります

一方、レッスン中は、常にカウントに気を配り、4×8=32カウントに気持ち良く動きがまとまるように展開するよう心がけています

でも、その二つを同時に意識することって無かったかもしれません

学生の何気ない質問から気付かされました


第63回日本体育学会大会

昨日、日本フィットネス協会からの依頼があって、急きょ、平塚市の東海大学で開催中の、日本体育学会大会へ行ってきました

日本体育学会とは、その名のとおり、体育やスポーツに関する研究者で構成される、学術研究団体です

私も、大学院生のときに会員になり、かれこれ二十年近くになるでしょうか

最後に学会大会に参加したのは、確か7年前に筑波大学で開催された時でした

その時は、JAFA(日本エアロビックフィットネス協会:現・公益社団法人日本フィットネス協会)の協力で行った、インストラクターの喫煙に関するアンケート調査結果を発表しました

あれから、すっかり学会からは遠ざかっていたのですが、今回、そのJAFAから、学会の取材に協力してほしいとの依頼があり、行ってきました

東海大学といえば、ロス五輪柔道金メダリストの山下泰裕氏、陸上400m日本記録保持者高野進氏、シドニー五輪柔道金メダリストの井上康生氏など、多くの一流アスリートを輩出した、スポーツの伝統校です

ちなみに、このお三方とも、現在東海大学体育学部の教員で、学会会場でお見かけしました

あ、ついでに、うちのダンナの母校でもあり、柔道部に所属していて、山下先生には直々の指導を受けたそうです

そして、つい先日閉幕したロンドン五輪でも、東海大学の学生とOBOGが活躍していました

そんな、スポーツ、体育の聖地のような場所で、久しぶりにアカデミックな空気に触れ、多くのことを学んできました

その詳細は、これから原稿にまとめ、JAFAの機関紙ヘルスネットワークに掲載予定です


CPR更新

今年も、国際救急救命協会のCPR BASIC+AEDの資格更新のための、講習と試験を受けてきました

CPRのライセンスは、インストラクターになってすぐ、別の団体が主催する講習を受けて取得しました

それ以来、運動指導者として必要な技術なので、欠かさず更新しています

国際救急救命協会のライセンスを取得したのは8年前です

一年ごとの更新なので、今となっては夏の恒例行事のようです

最初に取得したのは、確か横浜で開催されたJAFAフォーラムでした

その時に一緒に受講したのは20人近くだったように記憶しています

それから毎年、JAFAフォーラムか、東京の中央区の会場で開催される継続講習を、必ず受けています

昨年は、日程がどうしても合わず、そのままでは失効してしまうため、新潟まで受講に行きましたが

毎年受講していて気付いたのですが、年々受講者の人数が減っているんですね

数年前までは、十数名の受講者で、3人組になって一体のCPR用の人形を使って練習したものです

ところが、今日の受講者は5名

会場にはたった三体の人形が用意されているだけ

数年前まで大勢いた、継続受講のみなさんは、何処へ行ってしまったのでしょう

別日程で受講して、ちゃんと資格を更新できているのならいいのですが

CPR、一生やらないで済むなら、ラッキーなものです

でも、万が一の時、呼吸も心臓も動いていない人目の前にして、運動指導者として何もできないというのは、あってはならないことだと思っています

そして、この技術は一度経験したからといって、いつでも発揮できる能力ではありません

練習せずに何年もたってしまえば、胸部の圧迫の部位や力のかけ具合、口対口呼吸の吹き込みなどは、体が忘れてしまいます

そのためにも、最低年に一回は必要な講習です

でも、残念ながら、私の周りのインストラクターやトレーナーの全員が、定期的にCPR講習を受講しているわけではありません

もし、このブログを読んで、もう何年もCPR講習を受講していない、というインストラクターやトレーナー、あるいは運動指導に携わる方がいらしたら、私からのお願いです

できるだけ早く、CPRを受講してください