早期発見

フィットネスインストラクターの穂積典子です

 

一ヶ月ほど前、平八のしっぽの付け根あたりの毛が一部抜けているのに気づき、よく見ると小豆粒くらいの小さな出来物が

痛みも痒みもないのか、平八本人は気にする様子もありませんが、ちょっと心配だったのでお世話になっている病院につれていきました

先生は一目見てすぐ

肥満細胞腫でしょうね

腫瘍と聞き、ちょっとドキッとしましたが、猫に非常に多い腫瘍で、そのほとんどは良性で心配のないものとのこと

稀に悪性で内臓に転移することがあり、そうなると消化機能が低下したり、細胞から分泌される大量のヒスタミンで、アレルギーのような症状を引き起こすことがあるそうです

ただ、病理検査で確実に良性か悪性かを判別するのは難しく、小さいうちに切除するのがよいとのこと

確定診断のため患部の組織を採取して検査機関に送り、病理検査をしてもらった結果、やはり肥満細胞腫でまちがいないとのことでした

出来た場所が尻尾の付け根近くなので、あまり大きくなってしまうと切除が難しくなるとのことで、早めの手術を勧められ、今日手術を終えました

全身麻酔での手術ですが、今朝病院に預けて、お昼頃には無事切除できたとの連絡があり、夕方にお迎えに行ってきました

これが切除した腫瘍です

うちの平八は毛が短い種なので見つけやすかったですが、長毛種の子だとなかなか気づけないかもしれません

尻尾の付け根あたりを剃毛して手術しましたが、傷そのものは2㎝程の小さな傷ですみました

10日後くらいに抜糸予定です

麻酔後に撮ったX線画像では、内臓の異常を示す所見はなしとのことで一安心

傷口を舐めてしまうと縫合糸がとれてしまう恐れがあるので、抜糸まではエリザベスカラーをつけた生活です

かなり不機嫌そうなはち

それでも、この状態で水も飲めたしエサのカリカリも何とか食べられました

早く治すためにも我慢してね、はち