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再発

フィットネスインストラクターの穂積典子です

 

3月になった大腸憩室炎が再発しました

なんだかお腹が張っているなとおもっていたら、翌日にははっきりとした右側腹部の痛みに変わっていて、

ああ、またなっちゃったかも

幸いその日はレッスンがなかったので、以前入院した病院の外来専門クリニックに朝一で受診

受付で何科か聞かれて、迷うことなく外科と伝えました

予約なしでの受診だったので、一時間以上待たされた後、診察室から呼ばれて入ると、病棟でお世話になったDr.が一言

またなっちゃいましたか

腹部の触診だけで概ね診断は確定、処置室で採血した針そのまま点滴につながれ、あとは炎症の程度を把握するために点滴を引きづったままX線とCT検査を受け、再び処置室へ戻り、点滴が終わるまで2時間以上横になっていました

その間にDrが現れ、炎症は起きているけど、血液検査では白血球は以前のように大きく増加していなくて、発熱もないから、今回は通院で大丈夫でしょうと

点滴を終えて処方された薬をもらって帰りました

自宅療養となると、問題は食事

前回は入院後3日は絶食、その後一日は重湯などの液体食、それから3分粥に刻み食、5分がゆ、全粥と1週間かけて通常食に戻していきました

それを思い出しながら、まずは個体を避けるべくこれ

本当は完全な液体がいいのでしょうけど、それでは空腹感がまったくみたせず、ゼリードリンクをドラッグストアで買い込みました

今のところこの段階です

お腹の痛みがおさまってきたら、お粥の予定

でも、お粥ばかりでは炭水化物しかとれないので、これを投入予定

介護用の栄養補助食品です

どちらの製品も125mlで200kcal、タンパク質7.5gと、小容量のわりに高カロリー、高たんぱくです

前回の入院で体重が落ちてしまい、今も完全には元に戻っていない状態なので、とにかくこれ以上筋量を落としたくないです

そのためにも、この介護用食品を活用してみようと思います

 

それにしてもこの病気、食欲が落ちないのに食べてはいけないという残酷さ

確かに、炎症が起こっている大腸は、胃から遠く離れた出口付近

炎症がその部位だけにとどまり、発熱などの全身症状がなければ、食欲は落ちません

その食欲に負けて食べてしまうと、なかなか治らない

入院した方が楽かもしれないという思いが、時々頭をかすめますが、今回は自宅療養で頑張ります

 

日曜までのレッスンの代行を、急にも関わらず引き受けてくださったインストラクターの方々、代行の手配に奔走したスタッフの方々、本当にありがとうございます

 

 

 


体験記

フィットネスインストラクターの穂積典子です

 

先週火曜日に大腸憩室炎の治療のため入院し、早一週間、明日ようやく退院です
6年前に右肘靱帯断裂の手術のため、一泊二日の弾丸ツアーで入院したことはありますが、こんなに長い入院は初めてです

今回の入院の目的は、大腸に起きた炎症を回復させるための抗生剤の投与と、大腸を休ませるための絶食です
最初の3日間は全く食事なし、抗生剤の投与も栄養も全て点滴で行われました
まさに断食道場です(笑)
そして4日目の昼食からようやく食事が
とはいえ、最初の食事は空けてびっくり、器の中身は全部液体でした

お粥の上澄みだけの重湯
具の入っていない味噌汁
葛湯
リンゴジュース

それも仕方ないですね
丸三日何も食べていないお腹に、いきなり固形物は負担が大きいでしょう
この液体食が2回続いた後、次に登場したのは3分粥と刻み食

重湯はちょっとだけお米の粒が混じったお粥に代わり、おかずが2品つくようになりました
どちらも食材の原形が分からなくなるまで細かく刻まれたり、すりつぶしたもので、見た目では何かほとんどわからず、食べてみてそこに入っている食材を味覚で推測する、食材当てクイズを出されているみたいでした
このくらい食事がとれるようになると、満腹感が得られる分、食後時間がたった時の空腹感が強く感じられるようになり、むしろ絶食機関よりもお腹がすきます
空腹と満腹のメリハリがついた感じです

さらに次の段階は5分粥食で、お米の割合がもっと増え、ようやく啜るから食べるに変わりました

おかずもこの段階で初めて普通の食事の形態となり、肉団子、乱切りの人参、ジャガイモなどの固形物が

そして今朝からは全粥に

 

 

 

 

 

 

おかずは調理時間が短いのか、しっかり歯ごたえが残っています
焼き魚もそのままの姿で出てきました

ここまでくると、家で摂る食事とそれほど変わらず、ようやく平常時に戻って来たのを実感します

今回の入院で、絶食から回復期の食餌療法について、身をもって学ぶことができました

退院後しばらくは、辛い物や繊維質の多いものは控えるようにとのことでした

ちなみに、コーヒーはOKだそうです
それを聞いて安心しました
もう一週間以上コーヒーを飲んでいません
明日家に帰ったら、まず最初にコーヒーを飲みたいですね


断食道場

フィットネスインストラクターの穂積典子です

 

ただ今断食道場という名の入院生活を送っています

ことの発端は先週の土曜日

早朝に腹部の鈍い痛みで目が覚めました

なんか変なものを食べたっけ?

と思い返しても、心当たりなし

そもそも、お腹は痛いけど、お腹を下す気配は全くなく、吐き気もなし,ただ痛むだけ

熱を測ると37度ちょうど

あるようなないような微妙な数値

その日は午後からの仕事だったので、念のためかかりつけのクリニックに電話し、症状を伝えると、診てくれるとのこと

名前を呼ばれて診察室に入ると、いつもの女の先生ではなく、若い男性医師が

あ、息子だ

と直感でわかりました

ま、いっか(笑)

腹部の触診と血液検査から,急性虫垂炎か大腸憩室炎の可能性が否定できないとのこと

ここでは確定診断はできないので、CT検査のできる病院で診てもらう方がいいとのこと

すぐ思いついた病院名を言うと、紹介状を書いてくれました

まだ10時前だし午前中の受付には間に合うので、そのまま直行

土曜の外来は混んでいてめちゃくちゃ待たされましたが,その待ち時間を利用して今日の仕事先への連絡や、明日のレッスンの代行の手配をし、一息つくとお腹の痛みよりも空腹が辛くなってきました

検査に支障があるといけないと思ったから,朝から何も口にせずに出てきたので、お腹は空くし喉はカラカラ

そんな中、血液検査やX線、CT検査などを一通り終えやっと呼ばれて下された診断は

大腸憩室炎

やったね、若先生、大当たり!

と、心の中でつぶやいてました(笑)

大腸憩室炎とは、大腸の内側に憩室と言われる窪みのようなものができてしまい、そこが炎症を起こす病気です

放置すると憩室部分は組織が薄く弱くなっているため大腸に穴が開き、腹膜炎を起こすことがある、侮ってはいけない病気です

https://doctorsfile.jp/medication/189/

今朝の自分の判断は正しかった!

すぐ病院に行ってよかった

治療法は入院絶食が一番だけど、軽症の場合は通院で抗生物質の点滴と消化の良い食事療法でも良いと言われ,その日は点滴を受けて薬を処方されて帰りました

さて何を食べようと考え、処方せんを扱っているドラッグストアで薬をもらうついでにゼリードリンクとスポーツドリンクを買い込みました

それからネットでも大腸憩室炎の食事療法について調べ,急性期は食物繊維や肉魚、脂はNG、乳製品も腸を活動させてしまうのでため、消化の良い炭水化物と豆腐くらいしか食べられないことが判明

しかたなく週末はゼリー飲料と家にあった讃岐うどんをコシがなくなるまで茹でたもの、レトルト粥などで凌ぎ、週明けにまた受診

そこで言われたのが、CT画像上の炎症範囲がわりと大きい方で、早く治すには完全絶食が良いとのこと

とにかく腸を休ませてあげるのが肝心で、たとえ消化の良いものでも、何か口に入れるとどうしても腸は動いてしまい、それが負担になるようです

自宅で絶食は脱水と低血糖を招き危険なので、そうなると入院しかありません

栄養は点滴で補えるから、家でろくに栄養にならないお粥を啜っているよりいいかも

と言う判断で昨日から入院してます

空腹との戦い、まさに断食道場です

これがわたしのご飯です(笑)

レッスンにいつも参加してくださる方々、クラブ、代行してくださるインストラクターの方々には、ご迷惑をお掛けします