エアロビクスでのアライメントはもちろん、
歩く姿勢、人前で話すときの姿勢、デスクワーク時の姿勢・・・
職業柄、日常の様々な場面で、姿勢には気を付けているつもりでした
そんな中、意外に意識していなかったのが、運転中の姿勢です
スケジュールによっては、一日の運転時間が3時間近くになる日もあるので、実はバカにならないのですが・・・
AT車のウイングロングロードのときはいいのですが、マニュアル車のマーチを運転するときは、左足でのクラッチ操作が無理なくできるようなシートポジションをとる必要がありますが、あまり前過ぎると、ステアリング操作が窮屈になります
そのため、クラッチペダルを目いっぱい踏み込んだとき、ちょうど左脚が完全伸展するような、けっこうギリギリのポジションをとっていました
そのせいか、運転中、気がつくとお尻の左側だけが前にずれたような、歪んだ姿勢で座っていることがよくありました
これでは、骨盤の左が前方に回旋したまま、歪んでしまいそうだなと、気になっていたのです
そんな折、同じマーチに乗っている友人から、スポーツ走行用のバケットシートを譲ってもらいました
そもそもは、趣味でやっているジムカーナというモータースポーツの練習会で、一緒に参加していたその友人が、ノーマルシートのまま横Gに翻弄されながら、8の時走行、360°ターン、スラロームに挑んでいる私の様子を見かねて、声をかけてくれたのですが
実際に取り付けて、運転してみると、普通の公道の走行にも大きな違いが現れました
お尻をすっぽりと包みこむような形状と、両脇を支えてくれるサイドガードのおかげで、運転中の姿勢の崩れがほとんどありません
カーブで遠心力が加わっても、着座位置のずれがなく、ペダルやハンドル操作に集中できます
シートポジションが低いので、クラッチにも楽に左脚が届きます
アイポイントが下がって、最初は違和感があったものの、すぐに慣れました
これなら、長時間運転の疲労も軽減されそうです
エクササイズ中の姿勢には常に気をつけていても、運転中はいわばプライベート空間
姿勢の乱れに案外気づいていなかったようですね
余談ですが、取り外した純正シートは、寝室に傾いた座椅子状態で置かれています(笑)