温度差のある物体同士が接したとき、必ず温度の高い方から低い方へと熱エネルギーは移動する
こう言うと難しく感じるかもしれませんが、熱いものと冷たいものをくっつけたら、必ず熱いもののほうが冷やされ、冷たいもののほうはぬるくなりますよね
その逆はあり得ません
これが『熱力学第2法則』です
人の持つエネルギーも同じかな?と思うこの頃(笑)
あ、ここでいう人の持つエネルギーは、体温とか運動エネルギーとか、物理的なものではなく、例えて言えば、『元気』のようなもの
インストラクターの仕事をしていると、よく「元気をもらった」なんて言う言葉をいただくことがあります
ただ運動を指導するだけでなく、私たち自身から溢れるエネルギーが参加者の皆さんの心も元気にしているから、こんな言葉をかけていただけるのだと思うと、改めてこの仕事を誇りに思います
でも、今の私はそのエネルギーレベルが低迷気味
右肘の靭帯断裂から2か月、手術からも6週間たち、今月からレッスンを再開しましたが、まだ関節可動域はわずかしかなく、右腕はほぼ使えない状態
誰の目にも明らかな、「怪我人」の状態でレッスンしています
こんな状態でもレッスンすることを許可してくださった各クラブには、本当に頭が下がります
今はどこへ行っても「大丈夫?」「お大事に」という言葉をかけられるばかり
そして、そんな不完全な私を温かく見守りながら、レッスンを受けてくださいます
なんか、立場が逆転してる
エネルギー=元気を与えるのが私たちの役目なのに
それを一番強く感じたのが、一昨日の國學院大学での授業でした
後期からエアロを選択する学生ばかりで、ほぼ全員初心者
本来なら正しい見本を示してあげなければいけないのに、それが出来ないため、学生には始めに事情を話しました
そして始めた実技は、最初のうちこそ戸惑いながら動いていた子たちが、いつの間にかイキイキした笑顔で、掛け声まで出して動いているではないですか
あ、今この子たちからたくさんエネルギーをもらってる
そう思わずにはいられませんでした
元気な人たちがたくさんいるフィットネスクラブで、たとえ不完全な体の状態でも、とにかくレッスンをしていたら、高いエネルギーレベルの方々からたくさんのエネルギーをいただいて、完治に向けて頑張れそうな気がします
そして、いつかそのエネルギーレベルが逆転した時、また皆さんにエネルギー=元気を与えられるようになります
エネルギーは高い方から低い方にしか流れないから(笑)