昨日は、國學院大學の非常勤でした
午後の授業は運動指導法実習表現系Ⅴ(エアロビクス)
後期から始まった3,4限通しの集中授業です
先週から、受講生を3グループに分けて、それぞれのグループでエアロビクスのウォーミングアップを作る、と言う課題を出しました
昨日はそれを完成させて、各グループで発表してもらいました、
ウォーミングアップの目的の一つは、メインエクササイズに向けて徐々に心拍数を上げていくことですね
その心拍数をモニターすることで、ウォーミングアップの目的が果たせているかを、検証しました
インストラクターの方ならよくご存じと思いますが、ウォーミングアップは、低強度のエアロビクスステップとダイナミックおよびスタティックストレッチで構成されています
10分前後で構成されるウォーミングアップの中に、適度に心拍を上げるようなステップと、下肢を中心としたストレッチがバランスよく配置されていなければなりません
ストレッチはある程度体が温まってから行った方が効果的なので、多くの場合はウォーミングアップの後半部に組み込むことが多いですが、あまりストレッチに時間をかけてしまうと、せっかく上がってきた心拍数が安静状態に戻ってしまいます
そのため、動的なダイナミックストレッチと静的なスタティックストレッチをバランスよく組み合わせることが、大切なポイントとなります
学生たちにも、そのことを十分に理解してもらい、それぞれのグループオリジナルのウォーミングアップを作ってもらいました
どのグループも、そこそこに心拍数が上昇し、一応ウォーミングアップの目的にかなったものが出来上がったようです
今回、各グループから一名ずつモニターを募り、心拍計を付けてもらったのですが、授業の最後に、見本のウォーミングアップを見せる、と言う名目で、私がウォーミングアップのリードをとり、その3名には心拍数の記録をしてもらいました
その結果が、
全員20歳代の学生ですから、メインパートでは心拍数130~150程度までは到達してもらいたいものです
それを考慮すると、ウォーミングアップが終わった時点での心拍数は、100~120拍くらいには上げておきたいもの
多少個人差はありましたが、私のウォーミングアップが、一応その目的を達成できているのを検証できました